何だか最近ルノーの話題が増えた。自分でルーテシアに乗ってるからだと思いきやそうじゃない
最近ルノーの話題が増えた気がする。私の場合、昨年のラリージャパンにルノーで出場したということからマイブームなのかと思いきや、今年のオートサロンでシビックタイプRと激しいラップタイム争いを繰り広げているメガーヌRSや、今や世界で唯一の存在になってしまったミドシップライトウエイトのアルピーヌA110が話題になり、さらに新型カングー人気も赤丸急上昇中。
ルーテシアのラリーカー、カッコよいし楽しい!
長い間「ルノーは地味なメーカーなので」と選考対象から辞退していた日本COTYも昨年から参加。昨今の課題になっている環境問題に対し欧州のメーカーで唯一トヨタに対抗出来る燃費性能を持つハイブリッド(E-TECH)がテクノロジー・オブ・ザ・イヤーで2番手に入った。地盤沈下が激しく、ユーザーからの信頼も失っているVWと対照的に元気で存在感あります。
ルーテシアE-TECHは860kmを30L以下の燃料で走った
個人的に面白いと思うのがハイブリッド。改めて書くまでもなく欧州でハイブリッド車を含むエンジン付きのクルマが販売出来るのは2035年までになりそうだ。それなら普通のエンジン車を2035年まで売れるのかとなれば「違います」。CAFEという企業平均燃費基準が定められており、燃費の良いフルハイブリッド車じゃないと巨額の実質的な「二酸化炭素排出税」を取られてしまう。
今やスポーツモデルだと1台で150万円を超える”罰金”を取られるほど。ということから欧州でエンジン車を売ろうとすれば燃費の良いフルハイブリッド車しかない。だからこそトヨタは欧州で急速に販売台数を伸ばしている。ルノーも燃費の良いフルハイブリッドの開発に間に合った。だったらE-TECH推しかと思いきや、なんとアルカナにマイルドハイブリッドがラインアップされた。
アルカナに初めて乗りました
パワーユニットは158馬力の1.3リッター直噴ターボに5馬力のオルタネーター&モーターを組み合わせたもので、12Vのリチウム電池を使うという日産に極めて近い構成。輸入車の電動化車両は信頼性で不安大きいけれど、ルノーなら安心して乗れます。ミッションはゴム感のあるCVTじゃなくルーテシアのターボと同じ7速ツインクラッチ。E-TECHより30万円安く、90kg軽い。
今回伴走ドライバーもイッキに800km走った
走らせてみると、E-TECHと似たダイレクト感がある。ヨーロッパの人ってATのグニャグニャしたドライバビリティを好まないのだろう。ルーテシアにも言えることながら、燃費重視ならE-TECH。走りを楽しむならターボといことになるのだけれど、アルカナの場合、ターボでも燃費は決して悪くない。ルーテシアのエコランの伴走をしたときの燃費は24km/Lを超えてましたから。
マイルドハイブリッドは399万円
休日のドライブだって15km/Lを超えてくると思う。ここはE-TECHと激しく迷うんじゃなかろうか。個人的に気に入ったのはクーペルックのデザインで、アルカナのストロングポイントになっているそうな。上の写真を見て頂ければ解る通りウエストラインが低くてカッコ良い。ボディサイズは全長4570mm×1820mmで欧州だとVWのT-Rocとライバル関係になる。
意外なことにグレードは1つ。それでいながら欲しい装備は全て付いている。見にくければ上の表をクリックして頂きたく。文字通りフルスペックです。360度カメラを含むADAS(安全装備)や上級オーディオまで標準装備されての399万円はお値頃感が高い。ZR-Vなど国産を含めこのクラスのSUVを考えているならルノーのディーラーで試乗してみたらいいと思う。
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なんとルノーのハイブリッドは、ストロングとマイルドの2本立てですか! VWを尻目に、ホントに食えないお方ですね、スナールさんは。
最初から批判覚悟で、全方位戦略を宣言したモリゾウさんに対して、EV至上主義的な立場ながらハイブリッドをラインナップするスナールさん。
まあ敵に回したくはないけど、一緒に仕事もしたくないタイプですね、スナールさんは。信頼とか安心とかとは縁遠い、超肉食系のお方のようです。
アルカナE-TCEH試乗しましたが、ハイブリッドシステムはモータ駆動感が高くゴム感もなく悪くない印象。但しボディは期待したほど剛性感高くなく走行質感もやや物足りない。同じプラットフォームを使うルーテシアはガッチリしたボディとスポーティーなハンドリングで好印象だったのになぜ?ちょっとガッカリしました。
我が家も走りに惚れてルノーメガーヌ購入しましたが値段もそこそこ(国産車も最近は高くなりました)信頼性もまあ日産なみ(電装系がValgoとかフランスメーカーなのはちょっと怖いのと延長保証付けても5年10万kmはもう少し考えて欲しいですね)自動ブレーキ性能も日産なみで基本性能は十分かと。
なんといっても国産車が忘れてしまったドッカンターボ!アクセル全開で気持ち良くビュンビュン行きまっせ、街乗り燃費8km/Lだけど。高速はダウンサイジングターボのメリットか18km/Lくらい行きます。
極低速域はDCTのデメリットでギクシャクします。高速域でのキックダウンはホント一瞬で素晴らしい。うまく乗れば20km/Lも可能じゃないかな?アルカナのE-Techも良いでっせ。車格に対してちょっと高いけどTwingoのMTでターボが有れば言うこと無しなんだけどなんでNAしかないんだろうか?DCTはターボなのに。おまけに今時珍しい後輪駆動だし。
ドイツ車は最近めっきりおとなしくなってターボが効いてるのか解らなくて面白くありません。ゴルフ乗ってこれは無いわって思った。
今は無くなったカローラスポーツの1200ターボのMTは笑えるくらいに面白くなかったです。だってアクセル踏んだら「ドンッ」で終わりでナニコレ?でした。
ルノーは試乗車乗り放題なんでぜひとも体験してみて欲しいです。マツダ信者こそメガーヌとか乗ってみればマツダがいかに古臭い面白みの無い車しか作ってないのが良くわかると思いますよ。
ルノーの記事最近目にします。
一番目が行くのはカングーですけれど。
400万円を挟むような価格帯になってお値段もサイズも立派になったなぁとは思いますが、内容もしっかりした感じ。
私が選ぶならディーゼルかなと思いますが、カングーってカングージャンボリーに参加したくて買う動機も結構ありそう。
細部にオーナーのこだわりを散りばめて、それこそスーパー耐久のピットみたいにクルマ好きが集まってワイワイやるような。
クルマ業界関係者かカングー好きな一般ピープルかの差があるものの、空気感は似ているような。
全然スポーツカーの見た目じゃないのに案外走りを楽しめちゃう部分とかカングーって不思議な魅力を持っていると思います。
E-TECは是非試してみたい。
ルノーと日産の資本関係が少し薄くなって、日産は何だかエクストレイルを大幅値上げするみたいだし、ルノーが逆に輝いて見えたりとコレも不思議なことが起こっているように思えます。
メガーヌRSの最終モデルの購入を検討していますが、他のもでるも最近のルノーはデザインも良いですよね。
一つ残念なのはメインディスプレイのサイズが小さい(7インチが多いです)ことですかね。
できれば9インチ以上が欲しいところです(老眼だと画面が小さいと見づらいので)。