便乗値上げ
何度も書いた通り、ガソリン価格は本来26、35円(25,1円+消費税)下がらないとイケナイ。しかし販売価格を見ていると、どうやらそれほど下がっていないようだ。初日に25円下げたスタンドも多かったけれど、周囲と比べ安すぎたということから15〜20円下げに変えたケースが少なくない。私の家の近所は125円という感じ。3月31日まで147円くらいだったから、本来なら121〜122円のハズ。ま、ここ数日に関しちゃ「在庫分を安く売った分だけ高く売りたい」という気持ちも理解できます。ただ来週になっても125円で売っているなら便乗値上げ。それこそ『ゴーゴーガス』で良心的なスタンドを探すべき。ちなみに上昇基調にあったガソリンの先物相場は下げ基調に変わってきた。2008年5月でリッター76円弱。10月分は72円という感じ。おそらく4月の卸価格も、そう上げらなかったろう。ガソリン以上に混乱しているのが軽油。これまた15軒ほど価格チェックすると、112〜116円までバラついてます。軽油は販売時に課税されるため4月1日からキッチリ17、96円下げられる。3月31日まで127円なら、109円ということです。便乗値上げしてるスタンドはパスしましょう。
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軽油引取税は、元売・特約店が引き取る場合と販売店が引き取る場合で課税される時点が違ってきます。よって、4月1日からキッチリ値下げできる訳ではないのです。中途半端な税知識で零細業者を苦しめるような事を簡単に言わないでください!
四月一日から直ちに25円価格を下げられないのは理解できる。
だが在庫がなくなり暫定税率のかからないガソリンが入ってきたら25円下げて売らないといけない。
それなのに近隣のスタンドの様子を伺いながら中途半端な値下げをしているスタンドは差額を便乗値上げしているということ。
元売りが便乗値上げしようが、零細業者が便乗値上げしようが、便乗値上げは便乗値上げ。
揮発油税の暫定税率問題とは別に4月1日からガソリンの卸売価格が値上げになる予定だったので、値上げ分と差し引きして20円くらいしか値下げにならないのだと理解してます。