先週末、為替は1ドル148円台に入った。いろんな意見あるが、私は円高になると考えている
いろんなメディアや専門家が「円安になる」「円高になる」と主張しており、傾向は全く分からない。まぁ、そんなもの予測できたら大金持ちになれる。ギャンブルと同じく、傾向や情報を見て判断するしかないと思う。私はどう思っているかと言えば、トランプ大統領になった時点で円高予想です。アメリカ人にとってドルが高いと輸入物価は下がるものの、輸出競争力という点では弱くなる。
クルマいじってるとよい気晴らしになります
物価が少しだけ安くなって貿易赤字になるのと、物価が少し上がっても貿易黒字になるのでは、後者の方が国にとって望ましい。だからこそ、我が国は輸出している企業が大きな利益を上げ、国全体での国際収支は莫大な黒字になっている。トランプ大統領が関税を主張しているのも、国内にものづくりの拠点を作り、輸出を増やそうとしているからだ。
週明けの動きは全く予想できないけれど、年末に向かい円は上がると思う。もちろん信じなくていい。言いたいことは、「どうなっても大丈夫なようにしておきましょう」ということです。円安になれば、海外にモノを売ったり、海外から遊びに来る人を相手にすればいい。円高に向かうなら、海外からモノを買ってくるビジネスが好調になっていく。
私のような仕事は、どちらになってもビジネスチャンスがないですが(笑)。まぁ、厳しいですね。トランプ大統領がやっていることは本当に読めない。すでに欧州はアメリカから離れようとしている。領土の奪い合いが有史以来続いてきた欧州の「安定を望む強い気持ち」からすれば、たくさんの命を奪われたうえに、領土まで奪われることなど看過できない。
平和の上に成り立つ自動車産業を考えると、これまた予想できない。落ち着いた時に立ち直れるよう安くて優れたクルマを作る技術を磨くしかない。この件、自分にも言い聞かせている。以前も書いたけれど、好き放題書いていたら、さまざまなところから閉め出され始めた。以前は多くの検索サイトでリンクされていたけれど、昨年あたりから“ほぼ”なくなった。
何の根拠もなくネット広告を止められるなど、広告収入も激減。2024年の確定申告をしているのだけれど、2023年と比べて30%減といったイメージ。今年はラリー資金も危ない(泣)。個人を潰すのは簡単ですね。お金出しているところにプレッシャー掛ければいいだけですから。だからといって、甘い記事ばかり書けるかといえば無理。自分の信じる道を進むのみです。
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庶民よ、気をつけろよ、と警鐘を鳴らし、こうして生きていこうじゃないか、と道を示す評論家が少なりました。森永卓郎さんもお亡くなりになりましたし。国沢さんには、庶民の足として欠かせないクルマについて、引き続き「警鐘」を期待しております。
北陸の田舎で広告写真を生業にしていますが、2024年は売上ドンと落ちましたね。新幹線案件が終わったのと、あとは年食ったからかなーと半ばあきらめております。。
これは、国沢さんの収入に関わる由々しき問題であります!!!
すっかすですね、
一社会人として、記事を読んでいて思います。ユーザーファーストで取組む自動車業界の方々にとって、国沢さんの記事によってどれだけ救われていることでしょう。。。
残念ながら日本は、手前勝手な屁理屈や、目先の利害ばかりが強調される世の中になってきました。それをとことん具現化したのが日産で、悲しいまでの凋落は、まるで明日の日本を見るようです。
そんな世相にあって、日本経済の基幹である自動車産業の役員に対し、真っ向からお灸をすえることができる業界ライターは、もはや国沢さんしかいません。
なによりもですね、
国沢さんのネット関係の収入が減れば減るほど、実は記事内容が核心に迫っていることの証ではないでしょうか!
逆に今までと対応が変わらないメーカーやサイトは、痛くも痒くもない訳で、健全な経営をしていたり、ニュートラルな立場にいることの証だと思います。
もし国沢さんのネット広告収入が、エロッチいサイトばかりになったら、日本の自動車産業も終わりだと、妄想してしまいました。