先進国なら排気量区分の自動車税は見直すべきだ

もはや全く先が見えなくなったTPPながら、その中で日本は自動車税の排気量課金を見直すことになっていたようだ。実際、排気量による自動車税の区分をしている国は非常に少ない。日本と同じく輸入車の締め出しをしようとしている中国くらいのもの。

本来、自動車税を決めるなら、燃費や出力を基準にすべきだ。排気量を基準とした理由が全く理解出来ない。300馬力でも2000ccなら3万9500円で、3600ccになったら6万6500円ですから。軽自動車の660ccターボも実質的には1000ccと同じ出力を出してる。

燃費規制が声高に叫ばれる昨今なら、自動車税を管理目的ということで一律1万円くらいにしておき、後はガソリンに現在の自動車税の税収分を分配して課税したっていい。これなら排気量と関係無く公平な税負担になることだろう。エコランすれば税金負担も下がる。

日本より厳しいアメリカのディーゼル排気ガス規制をクリアしたクルマも、日本でそのまま車検が取れるようにすることも必要。トランプ大統領の「日本でアメリカ車が売れていない!」という不満解消のためにも自動車税による明らかな非関税障壁を取り除くべきだと思う。

シボレーエクスプレスなども需要ありそう

といった非関税障壁がなくなれば、上のシボレーエクスプレスなど面白い。ボディサイズはハイエースのスーパーロングと同等。4800ccエンジンや、ディーゼルの2800ccエンジンが入ってくれば相当魅力的だ。宿泊施設の送迎用などに使ったら便利です。

 

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