北海道の逆走事件、警察が追いかけたことに始まる。もはや現場の取り締まりは時代遅れだ

北海道の逆走事故、きっかけは覆面パトカーに追いかけられるところから始まる。もちろん逃げる方が圧倒的に悪いのだけれど、最近この手の事故も少なくない。100歩譲って逃げた輩が単独事故を起こすのは、因果関係あります。けれど逃げたクルマに轢かれたり飛び込まれたりして死亡するような事故だと被害者に何の落ち度も無し。警察もそのあたりは認識し、無理に追わず。

北海道の件も動画残っており、覆面パトカーは適切なタイミングで追跡を止めている。といった点じゃ警察官の判断が正しいと考えます。しかし! もう少し踏み込むと、今やパトカーに記録装置は付いている。現行犯じゃなければ取り締まれないという時代じゃ無くなった。警官としちゃカゥボーイみたいに「ひゃっほ~!」と違反者を追いかけ、捕まえたいでしょうけどね。

警察官に聞くと「危険だと思うこともある」というケースと「取り締まりはやり甲斐があります」という人に分かれるようだ。もう少し踏み込めば、どうやら総合すると「簡単な取り締まりは面白いが危険性を伴うような取り締まりは疑問を感じている」といった傾向。その通りかもしれません。だったらカゥボーイが家畜泥棒捕まえるような取り締まり方法を止めたらいい。

具体的に書くと、動画で撮影したものを使えばいいです。北海道の件も動画からナンバーをチェックし、逮捕している。はたまた、Nシステムなど監視カメラを駆使して追いかければよかろう。今やNシステムが全ての通過車両を追いかけていることなど周知。私の行動範囲だって調べようとしたらすぐ解ります。ただ国家レベルの治安や悪質事件に関係無い個人など対象にしておらず。

そもそも警官による現認だけの取り締まり自体、私は時代遅れだと思う。警官正しく国民みんな嘘つきという、不公平の上に成り立っている。ドライブレコーダーのデタラメな取り締まり画像だってたっくさん残ってます。動画という証拠がキッチリ残っていれば、捕まった側だって文句言えまい。その場で捕まえ切符切ってサインさせるような野蛮かつ危険なことはやめるべき。

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