多くの人は外国人バッシングを希望しているんじゃなく日本人と公平な扱いにして欲しいだけ
外国人バッシングを訴えるSNSや報道など目立つようになってきた。確かにオーバーツーリズムは様々な問題を引き起こしている。急激な外国人ワーカーの流入もバッシングのネタだ。9月14日に東北道で事故を起こした日本在住の解体作業員は(トルコ国籍)、日本で有効な運転免許を持っていなかった。今までに無いタイプの「身の回りの危険」が生まれ始めている。
飲酒。逆走。暴走で起きた埼玉の死亡事故 写真/防犯カメラ
どうしたらいいか? 外国人を排斥すればいいと言う単純な問題じゃ無い。旅行者はお金を使ってくれるし、ワーカーも日本人の人手不足をカバーしてくれます。ナニが悪いかと言えば政治だ。我が国を見ていると外国人を受け入れるためのグランドデザインが全く出来ていない。その場その場での対応のみ。もはや「民間に任せたらいいんじゃない?」と思う。
そもそも事故の正しい実態が認識されていない。SNSや報道ではレンタカーの事故が増えていると伝えている。ホントにそうか? 警察庁が発表している事故データを見ると、2025年上半期でいえば外国人レンタカーの重大事故は6.2%に留まり、死亡/重傷事故者数16人。増加傾向にある外国人の事故は日本の免許を持っている人が大半(84.5%。218件)を占める。
84.5%の内訳は、絶対数の多い朝鮮半島籍を除けば中国とベトナム、ブラジル、フィリピンで50%といった具合。全て政治家が滞在ホテルで日本の免許を取れるように緩和した国々です。つまり109件の死亡/重傷事故の多くは政治家が原因を作ったと考えていい。外国人ワーカーが多い事業所に対しクルマの乗ることする指導も十分に行われているとは言えない。
警察官も被害者に見える。グランドデザインがないものだからどうしていいか解らないのだろう。確かに日本語が解らないので(解らないフリを含む)面倒くさいし、強く出られたら怖いんだと思う。怒鳴られたり身体を使われたら即座に逮捕するくらいの気構えが欲しい。今のままだと戦後の混乱で警察が暴徒を抑えられず自警団のチカラを借りたようになっちゃう。
レンタカーの事故についていえば標識の不備によるものが目立つ。外国人の観光客を受け入れるのなら、止まれの標識に『STOP』の文字を入れるくらいしたらいい。そういった単純なことすらやらず、レンタカー業者に「貸すときには教えろ!」というモンクを言うというのだから恐れ入る。グランドデザインがあれば、しっかり予算を付けられることだろう。
ここにきて中国人の評判が悪い。最大の理由は必要以上に優遇しているからだ。中国人は自国の土地を買えない。お金持ちなら当然の如く日本の土地を買う。これに制限を掛けない。当然「やってよい」と思う。中国人関連の評判の悪さは全て「制限を掛けないからやっていい」と言う点に始まっている。中国人の悪評は日本政府が作り出している。お互い不幸だ。
外国には強く言わなければ解らない人だっている。今のままだと安心して暮らせない国になります。
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