実効的な二酸化炭素削減策を
冷静になって評価すると、地球温暖化防止のための京都会議(COP3)で決められた内容はデタラメだった。2008年の統計ながら、世界中の二酸化炭素の15%しか排出していない国(参考までに書いておくと日本は3,9%。中国22,3%)だけで厳しい規制を作り、残りはほぼ野放し状態。
結果、二酸化炭素の排出量増加に全く歯止めが掛からず。なかでも超オタンコでしかも超マゾな国が日本。タダでさえ熱効率よかったのに、COP3を守るため多額の投資を行った。そればかりか、京都議定書を批准していない中国やロシアといった国から二酸化炭素の排出権を買っているほど。
何と年間1000億円も二酸化炭素の排出権購入のため使っており、こらもう世界ダントツ! 二酸化炭素排出量3,9%の国が、毎年1%以上排出量を増やし続けている中国にお金を払っている、というマヌケな図式。しかも日本に工場作ると二酸化炭素出すので中国に工場作れ、と政府は言
う。
この状況を続けるのか、という会議こそメキシコで開催されていたCOP16だった。継続となれば、依然として中国やアメリカ(この2国だけで41,3%)は野放しのまま、日本だけ排出権を買い続けなければならない。さすがに「それはおかしい」という国も少なくなかったようで、1年先送りに。
今後どうしたらいいか? 本当に二酸化炭素の排出量を世界規模で減らしたいなら、中国とアメリカ、ロシア、インドといった二酸化炭素大排出国も仲間に入れなければ意味無い。現状のままなら、1)お金使って効率化し、2)排出権にお金払って、3)工場を海外に移してる日本が一番バカでございます。
日本は日本で独自に削減目標を立て、そいつを実行すること世界から理解を得るしかあるまい。少なくとも排出権を買うことと、工場を海外に移すことをすすめるのは止めて欲しい。日本の政治家に期待するのが間違いか?
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グローバルな地球温暖化対策でも、外交がヘタで戦略の無い日本が馬鹿を見ている訳ですね。
確かに今になって京都議定書の内容を見ると矛盾点が多く、いかに不公平な財政負担が日本に強いられてきたのかと考えさせられずにいられません。
一方、日本が単純な京都議定書の延長には反対というと、世界で一番温暖化を加速させている責任の思いはずの無責任な大国の政府系提灯メディアが日本を攻撃したりするのは、怒りを通り越して呆れるほどです。
国際的な枠組みでは各国政府間の利害調整が困難で、全世界で合意するのは今後も難しいでしょう。
となれば、国沢先生がおっしゃるように、やはり一方的に国益を損なうような不公平な取り決めを批准して一人日本だけが馬鹿を見るのはもう止め、その一方で世界一クリーンな街作り、国作りを進めて、その技術や取り組みを適正な価格や条件で国外に提供していくことで、地球温暖化の防止に貢献することが日本の使命だと思います。
確かに、日本のエネルギー利用効率は相当高いですが、デンマークやスウェーデンなどの北欧先進国に比べるとまだまだの点もありますし、消費者など需要サイドでの省エネもまだまだ真剣にやれば無駄なエネルギーの使い方を改善できるところは色々あると考えます。
政治家にリアルな現実を理解させる人が、
必要かと思います。
民主党の人は、
官僚アレルギーだから正しい事を話す官僚の人の言葉まで信じないかもしれないので、
厳しいですが。
っていうか、
全政党の中にどれだけ国家を守り貫く気概のある先生が、
どれぐらいいらっしゃるのかな…
自分達の政党内争いや、理想論ばかりの政党とかもう要らないのでは?
そうですね日本の政治家や官僚もメチャクチャな人々に見えます。 このCO2削減問題は単純に日本だけでとはいかない気がします。大国のエゴや、国同士の利権、国益に繋がってるので、弱い日本はわかっていても政治家はなにも強くいえないんでしょう。 口でいいこと言うのは簡単ですけど、やっぱり平和憲法や軍隊をもってないとゆう国の根本からみんなで考えないと、某隣国からはやりたい放題でしょう。国家の原則の国防から見直すべきです。 アメリカだのみだけでは日本は国家のありようが歪みまくりです。もちろん同盟は大切です 二酸化炭素排出の問題もそれだけで見ても日本国は解決しないし、国家のありようを真剣に前の敗戦から反省し次に進む時期に来たんだと思います。それは同盟国のアメリカにも苦言をいえてアメリカにもよいと思います。
こう言った具体的な議論を待っていました。
国際政治って言うのはキレイゴトのタテマエと本音を上手く使い分けた方が勝ちなのに、タテマエだけだったり本音だけだったりの論者ばかりなのが不満でした。
先の国際会議での日本は「合意をつぶした後ろ向きな国」との悪イメージだけが残り、一方で経済的な不利は解消せずと言う、名も実も失った格好です。
愚かと言うか、自分から日本の産業を解体して衰退を早めている感じですね。
パブリックに声を上げることがしにくい状況ですが、やはりCO2と地球温暖化の関連性が証明されたわけではない説に一票です。たかだか人間が少々の炭酸ガスを出したからといって、地球規模の温度を上げ下げするなど、おこがましいとしか言えません。
ただし、CO2が地球温暖化の原因というのは世界のコンセンサスになっているので、強烈なファシズムに対して、一個人としてはCO2排出権売買で儲けることくらいしかできないのですが。
どうこう言っても、日本は世界一の債権国であり、金持ちなんですが、連日、政府内の派閥争い等、場外乱闘ばかりに注目し、リング上の法人税5%削減の5%が妥当なのか?財源は国債発行ではだめなのか?等にほとんど触れないマスコミをみていると、国民のレベルにふさわしい政府が形成されている事実を目の当たりにするような気分なのです。
世界は平準化され、先進諸国の富は移転するのも、また大きな流れなのかもしれません。
アメリカが主人の役人や政治家には無理な相談ですよ。
凄い藻が見つかったようです。
海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類
研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。
国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる
大規模なプラントで大量培養すれば、自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう
この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、生活排水などを浄化しながら油を生産するプラントをつくる一石二鳥の構想もある
今朝の朝日新聞から抜粋ですが、CO2が減るか増えるか分かりませんが、自然界の成分を利用してならばサイクルの一環で良いかもしれませんが、リッター50円にハイブリッドや電気自動車にもたらす影響って、どうでしょうか?
リッター50円なら、プリウスやめてマークXに しましょうかな…なんてm(_ _)m