寒い日、SAKURAでWLTC航続距離180kmを試してみました~! 挑戦を待ちます!

WebやYouTubeで数多くSAKURAの記事が出ているものの、満充電で何km走れるかという実証走行は誰もしていない。となると「やってみようか!」となるのが全日本好奇心連盟練馬地区長にとって当然の流れ。電気自動車を走らせる環境としちゃ不利なクソ寒い中、一般道を流れに乗って走る苦行のため優勝ラインをWLTCモードの180kmにする。160km以上走れたら表彰台ですよ。

出発は交通量普通の9時41分。外気温6度。電気自動車、20度くらいがちょうど良い。前日、けっこう丁寧に乗り10km/kWhという電費出してキーオフしたのだけれど、航続距離目安は155km(満充電した時の表示)で入賞ラインにも届いていない。しかもタイヤがキンキンに冷えており転がり抵抗大きく、電池容量90%くらいまでは回生制動せず。最初は一桁電費で上等か?

しかし! 混雑する青梅街道を10kmほど走った新宿で11.2km/kWhとな! まだ回生だってしていないハズ。クルマがいいのか運転手が上手いのかワカランけれど、予想以上に良い。だったら距離を稼ぐため(平均車速18km/hだと180km走るのに10時間掛かっちゃいます)首都高だ! 調子に乗りますよ。されど新宿ランプの坂を登りきったら9.5km/kWhに落ちちゃいました。しくしく。 

どこに行こうか迷いながら首都高を1周半走り、目的地を千葉方面に決定! 京葉道路へ。しかし! 千葉県に入ると京葉道路の制限速度は80km/hになり、流れに乗ると電費悪化しそう。そもそも軽自動車は高速道路などあまり走らないでしょ、と下道で昼ご飯食べるべく浜金谷を目指す。途中、電池残量半分になった時点で99.4km! ただ浜金谷はまだ60km先! 腹が減る。

ちなみにSAKURAのエコランテクニックは、街中などSTOP&GOの多いところはeペダルモードにし、回生をキッチリ取っていく。流れの良い道は通常モード。前方に赤信号や渋滞など出たら、その時点でアクセルモ戻すと電車のようなコースティングになる。減速したくなった時点でeペダルのボタンを押して回生。車速3~4km/hになってからブレーキ踏み停止。

ギア無いので加速は余り気を使う必要無し。流れに乗って走ればいい。ということで浜金谷に着いたのは15時22分! 160.7km走り、残走行可能距離28km。残量19%になった時点で残量警告灯出た(OKボタン押すと表示は消える)。警告出てから20kmくらい走れると思っていいだろう。今回さらに攻めます。と言うのも容量2kWhもある携帯電池を持ってきたからだ。

パワー落ち始めたら安全な場所に止まって充電すれば15kmくらい走れる。そもそもSAKURAってバッテリー残量0%になっても、10km以上走れる分を残していると思う。SAKURAの電池容量20kWh。そのうち18kWhくらいを実際に使えるとしよう。電費11.9km/kWhで186km走ると15.6kWhしか使っていないことになる。2kWhくらい隠し残量があると推測します。

今回のチャレンジ、無事WLTCの180kmを超えて優勝です! テストコースならさらに走って200kmに届くと思う。また、SAKURAの急速充電能力は、50%を超えたあたりまで30kWで入る。70%くらいまで20kW近くで入るけれど、80%あたりからググッと急速充電速度が低くなる。2%から30分入れて65%くらいになりました。まぁSAKURAの使い方なら普通充電で十分かと。

せっかくだから動画も撮ってみました。文章だと伝わらないニュアンスも動画だと解るから面白い。昼ご飯は4時間半くらい走った時点の富津で。イッキに180km走っちゃおうかと思ったが、トイレでギブになりました。外気温4~7度でヒーター無し。ハンドルとシートヒーターは使ったものの、超曇天だとお日様の応援なくさすがに冷える! 動画をご覧ください~。

 

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1 Responses to “寒い日、SAKURAでWLTC航続距離180kmを試してみました~! 挑戦を待ちます!”

  1. ツナミ より:

    ポータブル電源で充電するという発想がありませんでしたが、やろうと思えばそういうこともできるんですね。

    私は車で通勤しているのですが、電気自動車だとうまくやれば、日中にソーラーパネルで充電、なんてこともできるのかもしれませんね。

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