工事規制に突っ込む事故が2.5倍になったと言ってるけど、走ってみれば「当然でしょ!」と解る

NEXCOなどが「高速道路の工事現場に突っ込む事故が2.5培になった」などと言ってる。先日TVでも取り上げてました。なぜか? こらもう高速道路を走ってみたらすぐ解る! ここにきてNEXCOは重度の「工事しないと死んじゃう病」に掛かっているらしく、もう至る所で工事してます。今日も調布から乗って中央道を松本方面に向かうと、工事の連続だったりする。

考えて頂きたい。運転ミスは一定の割合で発生する。工事の場所が増えれば、当然の如くその分だけ増えて当然かと。中央道に限らずなんでこんなに工事やってるのか不明ながら、とにかく高速道路を走っていると、至る所に黄色い作業車が止まっている。よくこんなに高速道路の作業車ってあるのね、と驚くほど。お金が有り余っているのだろう。通行料金、高いですから。

さらに大きな問題がある。皆さん写真を見てどう思うだろうか? アウトバーンなど走ったことのある人なら「なんだこりゃ!」と思うくらい安全に配慮していない。普通、高速道路の一車線を潰すときにはそれなりの規制を行う。特に追い越し車線側は厳重にやらなくちゃならない。音がするものをハネ飛ばし、その時点で気づいてハンドル操作しても避けられる”長さ”が必要。

路肩だって同じ。居眠りやよそ見で路肩にはみ出すことだってあるだろう。普通、路肩に落ちるとそれなりの衝撃があるため気づく。でも写真を見れば解る通り、全くヤル気無し! 工事やってる人からすれば危険かもしれないが、軽自動車とかで止まっているトラックに突っ込んだら大惨事になる。そんなところにトラック止まっていたら危険でしょ!

普通、クルマが故障しても50m以上手前に三角表示板など置き、板をハネ飛ばして気づいて避けられるようにする。NEXCOの工事車両を見ていると、50mどころか10mも無い! 工事はあくまでイレギュラー。ドライバーからすれば安全を損なう、本来なら存在しない障害物である。そのあたりをしっかり認識し、突っ込まれないような多重の安全対策を強くお願いしたい。

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