広報車について
大半のマツダファンは良識ある普通の人だと思うけれど、突出して過激な、というかトンチンカンな、というか世間知らずが混ざっている。私達が広報車を借りるとホメなければならんと思っているようなのだ。確かに一般常識で考えた場合、クルマを借りたらそれなりの対価かお礼をしなければならない。
エクストレイルのディーゼルを借りてんるんだから日産をヨイショするだろう、と思っちゃうワケ。だから最初から
CX-5のディーゼルが不利になる、と考え「ズルい!」みたいなクレーム付けてくるのだった。思考回路、単純過ぎる。良い機会なので自動車メディアなどに登場してくる広報車について紹介しておきたい。
そもそも「宣伝」と「広報」は違う、ということから説明しよう。宣伝って「お金を払って自
社の製品をアピールする」のが仕事。お金を払う替わり、悪い記事など書かせない。したがって宣伝から受けた仕事や、宣伝から借りたクルマならヨイショが前提。私が宣伝部門と仕事するの、ほっといてもホメる車種だけです。
一方、広報部門の仕事は「社長の代理」である。会社のことを理解してもらうために存在する。極端に言えば広報部門の相手はお客さん。ただし客全員を相手するのは物理的に不可能。そこでメディアに限定し、情報を伝達することになった。これ、昨日今日に始まったことじゃなく、歴史と言ってよかろう。
客と同じくワガママだからしてダメ出しもされることだって珍しくない。試乗会に呼んだのに説教されたり、広報車を貸したのに厳しく批評されることだって普通。ただここで得た情報は自由に使えるし、クルマの改良に役立つこともあるから渋々聞くんだと思う。ちなみにメディアかどうかを判断するのは広報部門。
最近個人のブログで広報車を貸して欲しい、と言ってくるケースもあるという。基本的に試乗会の案内を貰えない人は広報車を借りられないと思っていい。広報担当によれば「丁重にお断りします」。「何で評論家に広報車を貸すのか」という文句も受けるようだけれど「貴重な御意見ありがとうございます」で流す。
その広報車だけれど、レンタカーと全く違う。キズ付けることは出来ない。次の予約が入っているし、色やグレードの指定をして予約するため代替えも不可能。も
ちろん広報車を借りたら駐車場だって気を使う。不注意な扱いをしてキズでも付けられたらプロとして失格である。普通には使えない、ということ。
さらに貸し借りは近所の営業所で、ということも出来ない。日産車なら横浜。マツダ車だと子安。私だと借りるのも返却するのも4分の1日仕事になってしまう。
加えてどんなに仕事が忙しくなっても返却の日時を絶対守らなければならず(平日の昼間)、返却時は雨が降っててもキズのチェックを兼ねて手洗い洗車。
そんなこんなで私の場合「乗ってみなければならない車種」以外は基本的に乗らない。というか試乗会や雑誌の取材で乗るので問題ない。ただ最近「それじゃアカンな!」と思うことが多くなってきた。1週間くらい乗らないと解らない弱点や魅力もあるからだ。雑誌も経費削減でテストが大幅に減った。
文頭に戻る。ライバル車を借りて乗っているだけで文句言うのはマツダのファンだけである。「ベントレーに乗ったらロールスロイスのファンが文句言う」とか
「マスタングに乗るとシボレーのファンからクレーム付けられる」なんて、そもそも考えられない。以上、知ってても全く意味のないウンチクでした。
・ECOカーアジアは「燃焼式ヒーター付けた人がいます」
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よくわかりませんけど、マツダファンでも一部じゃないんでしょか?良識のある人もいっぱいいると思います。 それだけ熱狂的なんでしょうきっと。 自動車評論家の先生や媒体などはよく提灯記事とかゆうのも、端から見てると思うことも多いし、また感覚なのか表現なのか、はたまた批判できずに茶を濁してるのか?訳わからない記事も目につきます一読者として… 時にはプロの評論家とは思えない文章や意見だなと感じずにはいられない人もいるような? 自動車雑誌など自動車関連のメディアは今、本当に変わらないと自滅の道まっしぐらの気もします。ユーザーの為だけでなく、日本車がよくなるように批判的精神や自動車の理想像を忘れずに活動してほしい、勿論それで見て使って乗ってよい物はよいと。三菱やマツダと同じように頑張ってほしいです。ちなみにメディアに踊らされて買ってすぐ自分的には超ダメ車と思った愛車インサイト…大勢誉めてた人達いましたが、今どう思ってるんですかね? まあこーゆう所があるのも事実かなあ。
ま、一般常識で考えて、当然のお話ですね。
企業がビジネスの一環で貸してくれる「人様のおクルマ」を「使わせて頂く」のですから、「丁寧に乗る」「キズなど付けない」「洗車してから返す」「返す日時はチチンと守る」なんてのは「人として当然のマナー」ですよね(まぁ借りる時には『誓約書』の類を書かされるんだとは思いますが、「誓約書書いたから乱暴運転は出来ないよな」じゃあないですよね。レンタカーじゃあるまいし(笑))。
それに借りる側も「プロの評論家」としてビジネスで借りる訳ですから、広報車の扱いでヘタ打つと「プロとしてのブランド失墜」に直結しちゃうでしょう? その意味で「借りたクルマについて、媚びへつらいなく『プロ目線での評論』を発進する」のと「キズひとつ付けずに乗り、ピカピカに洗車して返す」のとは、形は違いますがどちらも『当然のプロの仕事』ですよね。お互いビジネスで貸し借りしてるんですから。なので企業側も「変に媚びた評論」なんて求めていないと思いますよ。「ビジネスの相手」として、そんなヤツ、胡散臭くて信用出来ませんから(笑)。
で…『エコカーアジア』のエクストレイルのお話ですが…燃費スゴいですね! 何かインチキみたいな数字が並んでて「ホントか!?」て思ってしまいます(笑)。ガソリンとディーゼルで爆発した時のトルクの出方に違いがあるのでしょうが、コースによっては20km/lってスゴ過ぎですよね!
結局は「回転数を上げなくても低回転域で必要十分なトルクが出るエンジンが好燃費」なんでしょうね。プロセスは違いますが、小排気量ターボも結果は良好ですし(←ゴルフも17km/lを記録した様ですので)。時代の流れは「高回転高出力エンジン」をどんどん過去の遺物にしてますね…(笑)。
国沢様の車の大事な本質をキチンと伝えていただけるこのブログに感謝です。紳士的でないMAZDAファン、逆に悪し様にMAZDAをこき下ろすアンチMAZDAも存在します。事実MAZDAから日産にOEMされたミニバンは高い販売実績を上げ台数でミニバンNo.1のセレナに迫る勢いです。MAZDAに限らず、これだけ素晴らしい国産自動車メーカーが揃っていることは日本人の誇りです。
こんにちわ、マツダファンの者です。
確かに一部そういう人もいるかと思いますが、上のさねさんが仰られるとおり、それだけ他メーカーのファンに比べて愛情が強いんだと思います。
今マツダはとても大変な時期です。絶対売れてほしい気持ちから悪い評価をされたくないと思い、そういう類のコメントに走ってしまうのでないでしょうか?
価格、動力性能、運転する楽しさ、かっこよさ、メンテ性の良さ等々考えると、100点満点の車なんて存在しないと思います。ですから評論家の方が存在するんですよね。何か少しでも悪いとこはあれば言って頂いた方が私たちは勿論、メーカーの為にもなり、よりよい車になると考えます。
これからもぜひ公平な目で評価してくださいね。
広報車はいろんな人がいろんな状況で乗る訳ですが、メーカーによってはメンテナンスを怠っていて、それを平気で使い廻す事例もあります。
そんなクルマでテストさせられる評論家にしてみればたまったモノじゃない。中には稀にそんなことをする広報もいたりして…。
しかし、国沢さんはそんな中でもキチンとベストの数字を残して指摘すべき箇所は指摘していますし、必要な状況説明や補足もしっかりしています。
案外そういうトコロから信頼性が生まれてくるんじゃないでしょうか…。
そこまで極端なファンはごく一部でしょうね。
アンチはどこのメーカーにもいるし、熱狂的なファンも同じ。
車に限った事でなくWindowsをこき下ろすMacUserとかカワサキ以外は単車じゃないとか言ってる人とか。
だったら買えよ売れてないじゃん。
まあそういうユーザーも必要なんですけどね、ただそれが販売に結びつくかどうかが一番大事なところ。
信者を相手にして共倒れするか、一般的な顧客を取り込もうとするか、はっきり言ってマニア相手じゃ商売になりませんし。
メーカーも本気でユーザーの選別を考えるべき時期に来ているんじゃないかと思います。
ターゲットを中途半端にして結局鳴かず飛ばずを繰り返してジリ貧になるより、高級志向か格安のどっちかに特化する、イスズのようにトラック専業メーカーになるも良し、不景気もいつまでも続くわけじゃない(と信じたい)今は生き残りを優先するべきです。
結局のところトップが大事なのかな?
トヨタ&スバルが86&BRZを今のご時世に発売するのもジリ貧を嫌ってのことだと思います。
ヒュンダイなんかと同じ土俵で勝負すると今の円高の状態ではどうあがいても無理ですからね。
高級車はコスト度外視で高価でもいい物を、格安車は商用車ベースでいいんです。
仕事でプロボックスとかアクティの軽トラック乗ってましたが商用車も楽しいですよ。
プロボックスなんか安っぽいというより安物ですが、普通に乗るには全然問題無し。
荷物満載してバン用ラジアルで乗ってると40kmでもドリフト状態、アクティも桃の箱4kg×200箱=800kg積んで私有地の山道走ってるともう笑っちゃうくらい楽しいです。
速度なんて出なくても良いです。
昔はマツダもスズキからプラットフォームもらってAZ-1なんて楽しい車も造ってたんだからお金かけなくとも楽しい車は造れるはずですけどね。
ところで昔ドライバー誌が自社購入していたZと広報車のZは明らかに調子が違うって書いていたことがありますがそういうことって本当にあるんでしょうかね?
別段特別にいじってるわけじゃなくてバランス取りうをきちんとしてあるって知人のシャシーダイナモ使ってる整備の人は言ってましたが。
ネット上の一部のマツダファンは確かに理解不能な人いますね。
それにしてもわざわざ評論家にクレームメールする前にメーカーに欲しいクルマをリクエストすればいいのに・・・。もちろんやってるかもしれないけど、出てくるクルマを見ていると、メーカーの独りよがり感があります。マツダファンの声ってマツダの商品企画に届いているのかな?とマツダファンでない私から見ても思います。
まだメーカーのやり方で業績が良ければ、ファンの人も「メーカーの存続にはしょうがない」と思えるんだろうけど、大赤字だし・・・。
このあたりのモヤモヤ感が熱心なマツダファンをああいう変な行動に駆り立てるのかもしれませんね。
小生のヴィッツ1300U-L/2004年式は目下96320kmのフルノーマル(エンジンオイルにメーカー指定の5W-20クラスの部分合成油の代わりに数ランク高級な5W-50モービル1化学合成油を使用し、静電気除去コードを取り付けた点のみが要注目点)ですが、パワー測定時にはシャシダイ上では常にカタログ値の87ps/11.8kgmを上回る100.9ps/15.8kgm!!を記録し、0-100km/h加速も広報車の14sec前後と相反して11.3secを難なくマークしてクルマというのは結局「乗り手のぶん回し方」次第でカタログデータ並かそれを大幅に上回る性能を発揮するとの原理を痛感している次第です―ある種の広報チューンを受けた「広報車」よりも一般ユーザーによって吟味したオイルで積極的に乗られて整備を受けた「市販車」の方が環境的に有利であることもあることを国沢さんも気づいて頂けたでしょうか?
以上「広報車」つながりでつまらぬ一席、夜分お休み中失礼しました!
そもそもコンピュータやマフラーやショックが標準とは程遠いものがついていたのなら「ずるい」というコトになりますけど、範囲内で高精度な微調整がしてあるなら「あり」なのでは。
最近のチューニング業界ではエンジンのバランス取りはやるんでしょうか?
スペックヲタクの言う事なんて聞く必要ないですよ。
ホンダも昔、そういう人の声に応えて倒産しかけましたし。
ネット上でよくきく
5ナンバー、MT、安い
ちゃんと各社出してます。でも売れない。
ホンダをミニバン屋などと揶揄する人も大勢見かけます
ちゃんと買ってくれるユーザーへ投資するのは当たり前の事です。
マツダは、走る喜びの前に、声のでかくない
本当に買ってくれるファンへ応えるのが先だと思います。
後、せめてGT300でもいいのでワークス参戦しろと。
どこで見たか忘れてしまったんですが、
昔の馬力表示は表示以下で無くてはならなくて、
ある時から表示馬力は最低それ以上は有ると変更されたということを見た記憶があるんですがご存知の方おられます?
変更前は100PSだったら実際には100PS無い、超えてはいけない。
変更後は100PSなら100PS以上は保証される、無かったら誇大表示なので詐欺になる。
RX-7がアメリカで実馬力がかなり低いって訴えられてその後変更されたと書いてあったように覚えてるんですが。
グロス表示とかネット表示の違いではなかったと思います。
ところでニュースで見たんですがマツダの株って¥142円とかなんですね。
やっぱりスカイアクティブは市場からは評価されていないんですね。
本当に評価されているならフォードが株式手放したりはしないと前から思ってましたが。