政治家を選ぶ目3流
道路特定財源の使い道がメディアにとって格好のネタになっている。いやいや想像していた以上に酷い! これだけお金に困っている時代にもかかわらず、使い方に困っているのだ。もはや「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃないけれど、少しでも道路に関係あればドンドン使ってくれ、という感じ。日本全国で急増してる『交流センター』に代表される箱モノなんか道路と全然関係無し。土建屋さんを潤す予算が湯水のように回ってくるから、地方自治体の首長達は暫定税率の撤廃に猛反対してるのだろう。今後10年でさらに59兆円を使いまくると宣言してるあたりも見事! アッパレです! ただ議員や首長を選んでいるの、国民。日本人の「モノを選ぶ目」は世界一流ながら、「政治家を選ぶ目」についちゃ世界三流なのかもしれない。知性ある人は燃費の良いハイブリッドやディーゼルなどを選び、道路特定財源というシノギを減らす努力をすればいい。ハイブリッドもディーゼルも大雑把に言ってムシり取られるシノギが半分になる。
<おすすめ記事>