新型インプレッサ試乗
新型インプレッサに試乗した。試乗会はタイから帰ってきた翌日までだったので行けず。試乗車はアイドリングストップ付きの
『1,6i-L』。4WDながらJC08で16,2km/Lと、スカイアクティブ搭載アクセラの上級装備車と全く同じカタログ燃費となる。インプレッサ凄
いのか、スカイアクティブがタイしたことないのか?
乗ってどうか? 少し残念でございました。クルマとしてのポテシャルは十分感じるもの
の、初期ロットのせいなのか粗っぽいのだ。走り出してすぐ感じるのがCVTの味付けとエンジン音。おそらくトルコンの「掴み」(正確には滑り具合)の問題なんだろう。レスポンス良過ぎてしまう。敏感過ぎる、と言い換えてもいい。
アクセルのオンオフでハンチング気味の挙動まで出る。新開発の
CVTということなので熟成が出来ていないのかもしれません。せめてレガシィくらいまで仕上がってきたら全く問題なし。エンジン音はフォレスターの初期ロットのようなカシャカシャ系の異音が出てしまっている。少なくとも広報車は気になるレベル。
フォレスターのFB20は異音が出るロットと出ないロットがあったそうな(発売後、早い時点で全車対策終了)。インプレッサのFB16も同じタイプの異音なので、そう遠くない時期に対策を受けると
思う。ということでクルマの挙動や異音に敏感な人は、CVTと異音対策が終わるまで待つことを強くすすめておく。
もう一つ。電動ステアリ
ングのフィールもスバル車に乗り慣れている人だと若干「あれれ?」と感じるかもしれない。45度くらい切った時の手応えが少し悪いのだ。これまたレガシィと
同じくらいに仕上がってくれば気にならなくなると考えます。その他、低級音(キシみ音)など出ており、いろんな意味で熟成不足。
ただ全体の仕上がりや雰囲気は上々だ。降雪地域に住んでいる人の相棒としちゃピッタリかもしれない。自慢の燃費についちゃしばらく乗って評価します。正月休みが明けたら、スカイアクティブ搭載のデミオと燃費勝負をさせてみたい。TSI&DSGのゴルフも交えてガチンコ勝負ですな。
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お話だとやっぱり「新製品の初期ロットって避けた方がいい」のは本当なんですね。まぁ私の場合、新車を買う可能性なんて今後しばらくはあり得ませんので問題ないですが(笑)。しかしエンジンのカシャカシャ音って何か懐かしいです。かつての愛車JA4トゥディのE07Aエンジンを思い出します。あれは素晴らしいエンジンでしたね〜。
今のインプレッサっていつの間にか車幅の関係で3ナンバーなんですね。『ベストカー』見て初めて知りました。でも「3ナンバー車幅」にもピンからキリまでありますのでそんなに気にする必要もないと思いますが。先代ウィッシュなんかオーバーフェンダーの有無で5ナンバーモデルと3ナンバーモデルの両方をラインナップしてた位ですから。今度のインプレッサ、かっこいいですね。そこそこ売れる気はします。コアなファンの方々の反応は分かりませんが、手ごろなセダンとしてはいい選択だと思います。売れて欲しいですね。
PS1:燃費ってクルマ自体のメカ性能もさることながら、結局は「履いてるタイヤと運転の仕方次第」な気がします。と言うのも、実は先週日帰りで広島市へコンサートに行きましたが(BUCK-TICKは来年25周年です!皆様応援して下さい!(笑))、タイヤを新調したのでお遊びで雑誌でよくある「満タン法」をセルフGSでやってみました。で当日の遠征と翌日の通勤と翌々日の外出とでガソリンランプが点灯した時点で計測した結果、端数切捨てで走行距離600km(坂出⇔広島間は往復で400km。後の200kmは市街地走行)に対し消費ガソリン50l!。リッター12km/l!。トルネオSiRのカタログ燃費11.0km/lを超えました! さすがはヨコハマで一番高いADVAN db!。期待通りの性能です! おかげでSiR系の「つっぱる足」が余計気になる様になりました。出来ればユーロRの「いなす足」に交換したいのですが、見積り取ると専用スタビライザ込みで約15万円!とても手が出ません…。
PS2:職場の公用車のタイヤがスズキの「20分間無料点検」で「全面にヒビ割れ+溝が殆どない」とダメ出しされたので財政課と掛け合って「タイヤ交換OK」を取り付けて4本とも交換しました。期しくも銘柄はヨコハマの「JOB」。「ありがとうございました!」とスズキの店舗を出た瞬間!「え!え!この快適な乗り心地は何!」状態(笑)。やっぱりタイヤはクルマの生命線だと改めて感じた瞬間でした。…しかし「JOB」って(笑)。
結構何故か気になるスバル車ですが、完成度がイマイチなんですね新型インプレッサ。 まあ改良されるだろうからいい車になるんでしょう。 燃費対決が楽しみです。CVTて時点で有り得ないと思いますが、もし街中でカタログに近い燃費なら画期的でしょうね。
スバルの事なので数年もすればイイ車になっていると思いますが、デザインのまとまりのなさと、ライト類やグリルのバラバラ感にどうも違和感があるんですよね。
現在、「インプレッサ2.0i-S スポーツ アイサイト」を納車待ちです。
G4を考慮しましたが、後方の見切りの良さなどで「スポーツ」を選択しました。
2.0i-Sの試乗車がなかったときに契約をいたしまして、その後試乗させていただきました。2.0i-Sを準備して下さり試乗となりました。
2.0i-Sは17インチでしたので、堅さが気になっていましたが、工事中の数メートル間隔の段差をはねることなく、またゴツンといったこともなくうまくいなしてくれました。
ドイツ車のように車重はないのですが、サスがしっかりといなしながら受けとめている感じでした。素人なので詳しいことは分かりませんが、剛性感とサスペンション、そしてタイヤとのマッチングなのでしょうか。許容範囲で安心いたしました。
特に2000㏄と1600㏄のサスペンションは仕様が異なり、2000㏄には新しい特別な工夫が施され、乗り味がアップされているようです。詳しくは営業マンにお尋ねになって下さい。
その後、都市高速も試乗させていただきましたが、素晴らしい剛性感と足回りでした。中速から高速での乗り味は2.0i-Sが得意とするのでしょう、非常に安定感のある乗り味でした!後部座席に座っていた妻に尋ねたところ、『乗り心地がいいし振られない』との感想が返ってきました。
カーブで切り込んでも、車が振られません。“スーッと向きを変え”るといった感覚です。わたしも内心『すごいな!』と思っていたら、すかさず営業マン(店長)が、『振られなかったですね』と言われました。私が乗り味やステアリングの感覚を確かめていることを察知しておられたのでしょう。さすがメカニック上がりの店長ですね。
インプレッサ2.0i-Sを考慮されている方がございましたら、市街地だけでなく高速で試乗しみ見られることをお勧めいたします。
もちろん、乗り味の好みはオーナーや同乗者の個人差がありますので、2.0iの16インチも試乗されご自分のフィーリングにあった仕様を選択されることが一番だと存じます。
いずれにしても剛性感・サスペンション・タイヤの組み合わせは、ベストマッチと感じました。
国沢さんも2.0i-Sの試乗なさってみてください。いいですよ!
ボケ老人より
新型インプレッサの5ドアのグリーンハウス造形、見る角度によっては「平べったく潰れたダッジ・キャリバー」にも取れますが、5ドア6ライトというデザイン自体が目に鮮やかでスバルらしい良い意味での無骨な隠し味も混ざって実にGOOD!
「1600cc」という排気量に新たな生命を吹き込む実用性へのアプローチ、同ユニットをベースとした過給ユニットの登場が待ち遠しい限りです。
PS
我が愛車老ヴィッツ1300U-L/2004年式、ついに94000kmを突破、94015km達成!
新型車初期生産ロットのばらつきは昔に比べて小さくなったものの、使われている各部品や組み立てラインでの作業未習熟による組付け精度の品質ばらつきが多少なりとも存在するのも事実です。
以前は、自動車雑誌の新型車試乗インプレッション用に、特別にチューニングしたチャンピオンを提供したこともあったと聞きました。
最近は、そこまでする広報部門の気遣いや余裕が無くなっているのでしょう。
試乗感想②
現在、「インプレッサ2.0i-S スポーツ アイサイト」を納車待ちです。
■「G4」or「スポーツ」
私一人で乗る場合は「G4」を選択するつもりでしたが、妻も乗ることになり「スポーツ」になりました。
(1)毎日乗るのは妻ですので、全長がわずかに短い「スポーツ」の方が、取り回しが楽。
(2)後方の見切りは、実際に妻が座って見比べると「スポーツ」の方が明るく、視野の観点からも圧迫感がなく見切りが良いので『安心感がある』という感想。
リヤビューカメラは当初から付けることにしていましたが、やはり目視は安全の観点から無視できないことなので。
※毎日乗る車のどこかにストレスを感じる部分があると、脳波が乱れ交感神経が高ぶってリラックスした気持ちで運転できない。
■「1.6」or「2.0」
最近、アクセルとブレーキを間違えてコンビニなどに突っ込んでしまう事故が増えています。そのほとんどが高齢者です。私たちも、孫のいる年齢になってきましたので、若いときと違って車選びも“安全”を優先することにいたしました。
その点で、「アイサイト」がインプレッサに搭載される事を知り、2.0にいたしました。
■「2WD」or「AWD」
高速は私が運転いたします。過去にNA3.0(4WD)レガシィツーリングワゴンを乗っていたとき、2回ほど事故に巻き込まれそうになったことがございました。とっさの判断で一件はブレーキとハンドリング、もう一件は加速とハンドリングで危険回避を試み、どちらも不安定な動きをすることなく全輪“ビシッ”と踏ん張ってくれてイメージ通りに制御でき、すんでの所で事故に巻き込まれませんでした!
それで、今回も「AWD」を選択し、さらなるハンドリング向上のために「STIフレキシブルタワーバー」を装着することにいたしました。
P.S.:ドイツ車の重厚な“剛性感”は、ドアを閉めたときの音と手に伝わる感触で分かります。インプレッサを試乗する際確かめてみましたが、剛性感を感じさせるものでした。車選びで試乗される場合、チェックポイントの1つになさるのも良いかと存じます。
ボケ老人より