新型カローラ、価格を含めマツダ3を凌駕。残念ながらクロスオーバーはありませんでした~

今でも我が国に於けるCセグメントの4ドアセダンはカローラがベンチマークになると思う。自動ブレーキなど必要な装備が全て付く新型カローラ『1800S』の価格は220万5500円(バック時の自動ブレーキ6万6千円を含む)だった。同じ装備内容を持つマツダ3のセダン『20Sプロアクティブ』といえば247万円。ここまで読んで「排気量200cc違うから27万円差は妥当でしょ?」。

だとしたらカローラ『ハイブリッドS』は262万円。マツダ3の『XDプロアクティブ』で274万円。出力と言えば、マツダ3が116馬力のカローラ122馬力。WLTCモード燃費はそれぞれ20km/Lと29km/Lと軽油とガソリンの価格差を考えたって圧倒的に違う。加えてカローラには8万円高でステーションワゴンボディもあります。マツダ3の5ドアHBにスペースユーティリティで勝る。

カローラワゴンに車高少し上げてオーバーフェンダー付けたクロスオーバーとかあれば破壊的な商品力を持っただろうが、このあたり、トヨタもマツダやホンダと同じくらいワクにはまってます。とは言えマツダ3にとって手強いライバルになったことは間違いなし。座ってみたらインテリアボリュームもマツダ3のセダンに勝っている。このクラス、なぜか広いクルマの方が売れるのだ。

ちなみにプリウスやC-HRなどと同じ『GA-C』と呼ばれるTNGAプラットフォームを使うが、改めてボディシルエット見るとフロントのオーバーハング長い! 安全性など考えたためなんだろうけれど、もう少し短く見えるようなデザインにすればマツダ3と比べても負けていないのに、と思う。上の写真のように後ろから見るとカコ良いです。前から見たら、昔話の枕詞です。

 

 

 

 

注・ロングロングアゴー

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