新型コロナの専門家も軍事専門も「う~ん」。ジドウシャのセンモンカやいかに!

新型コロナについて専門家が様々な指示をしているようだけれど、感染者が減った原因について誰も明確な説明せず自粛だけ訴える。軍事専門家は北朝鮮のミサイルの解説で「弾道ミサイルは撃った瞬間、米軍基地が狙われているかどうか解る」と言うが、今回軌道変わったという説明もしていた。ドッチだよ! 外交の専門家も人によって言うことは様々。誰を信じたらいいか全くワカラン。

自動車の専門家だって電気自動車の評価についてマチマチ。それを受け、誰にでもコメント出来るYahooの記事を見ると、読んだ皆さん自分の見識のように意見主張する。根拠も一次情報も将来の展望も規制の知識も無し! 専門家だってワカランのだから、それより少ない情報しか得られないとさらに的確な意見にならない。なのにそんな個人の意見を重視し、政治家や大手メディアは動く。

昨日ベストカーWebに『豊田章男自工会会長の渾身の声明「全部EVは無理」の真意と可能性』という記事が上がった。ベテラン編集の小野君が私の原稿を補完する表やキャプションなど入れてくれ、とっても解り易い内容になっていると思う。実際、原稿だけだと理解しにくいブブンもある。ああいった記事になると物書きとしちゃ大いに嬉しい。モリゾウさんの真意かどうかは不明です。

それはさておき、上の記事でも「電気自動車なんかダメだ」や逆の「開発に遅れている言い訳だ」みたいな意見が出てくる。モリゾウさんはそういった短絡的な結論を否定していることに気付かない。私のWebを読んでいるような人は様々な情報をお伝えしているから、それぞれの技術に一長一短あることを認識していると思う。市販化するまで相応の時間が掛かることも理解しているだろう。

今の世の中の流れを見ていると、1)将来の予想は何となく出来る。2)10年先になるべきこともある程度予測出来る。でもそれが100%当たるということじゃない。だから様々な可能性を考えましょう、と思う。実際、トヨタがやっている環境技術を見ると、多岐に渡る。そしてそれぞれの分野でTOPになろうとしているのだった。電気自動車についちゃ電池工場まで手がける。

怪しいセンモンカ

なのに現時点で電気自動車を売ってないから「遅れている」みたいなことを言う人が少なくない。今、最も重要なのは「世界の動きがどうなってもいいような対応能力」であり、いわゆる「プランB」や「プランC」を綿密に作り上げていくことだと思う。もし自社だけで全てカバー出来ない、というのなら、スズキやスバルのように「保険」を掛ければよかろう。

ということで自分の将来や自分の考え方は自分で決めればいいと思う。意見や情報を私にユーチューブや記事と共に送ってくる人もいる。一応、私が知らない情報も多いためチェックするけれど、オタンコで有名な人やデラタメで知られる内容は全く参考にしない。これだけ情報が集まると、多くの人は「信じたい内容」に傾倒しがち。フォーブス誌の分析は興味深いです

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