新型スープラ、海外メディアで試乗記事解禁! 日本は全く盛り上がらず?
新型スープラが全く盛り上がらない。久し振りのスポーツモデルの上、最近元気なトヨタ。しかもチーフエンジニアは86/BRZの多田さんと来る。これだけ話題ありそうなバックボーンとくれば、多くのメディアで取り上げてもいいんじゃなかろうか。正確に言うと、ベストカーでもカートップでもWebメディアでも取り上げてます。けれど読者からの反応”ほぼ”無いそうな。
明確に解るのがWebメディア。記事毎のアクセス数はリアルタイムで解る。ジムニーのような反応なら、多くのメディアが何回も記事を作ることだろう。なぜ人気ないのか? 雑誌やWebの編集者に聞くと、異口同音「あまりにカッコ悪いからだと思います」。確かに新型スープラのコンセプトカーやスクープ写真、市松模様のカモフラージュカーのデザインは相当厳しい。
もう少し書くと日本人が最も苦手とするシルエットだったりする。このことを多田さんに言うと「そんなことないと思いますよ~」。確かに先行発表された兄弟車のBMW Z4の写真を見ると、ワイド&ローのカッコよいシルエット持つスポーツカーだ。これにルーフを付けたのがスープラ(もちろんボディパネルは全て違う)なので、十分期待出来そうな気もする。
9月19日に解禁された先行試乗会の動画
新型スープラの全長×全幅×全高はそれぞれ4380×1855×1290mmで、86の4240×1775×1285mmより一回り大きいだけ。すでに海外メディア向けの事前試乗会も行われており(日本市場はメインじゃないということだと思う)、なかなか好評とのこと。多田さんによれば「86が軽快さをアピールポイントにしたスポーツモデルだとすれば、新型スープラは本格派です」。
スープラのレース仕様も同時発表
生産はオーストリアのマグナ・シュタイアー。BMWのエンジンを搭載し(残念ながらマニュアル仕様の設定無し)、500万円スタートの価格になるという。内容を考えればリーズナブルだと思う。ということで上の動画がスープラの最新情報。音も聴ける。果たして来年早々と言われている発表に向け、日本市場は盛り上がるだろうか? とりあえず乗ってみたいですね~。
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