新型ノアの塗装品質をポリッシュファクトリーの及川さんにチェックしてもらったところ‥‥
新型ノアには試乗会で味見しているのだけれど、改めて自分のクルマとして乗ったら失礼な表現になるけれど「イメージしていたよりずっと良かった!」。先代のノアって楽しいクルマじゃありませんでした。だからこそ1500ccターボのステップワゴンを選んだ。されど新型ノア、そもそも私みたいなスレたクルマ好きがハンドル握っても納得しちゃう。
なぜか? よくワカランです! ただステップワゴンよりシャープで、セレナより奥行きのあるハンドリングなのだった。Aピラーの後ろにある「三角窓」が良い仕事をしており、見切りも抜群。やはりドライビングシートからの死角は少ない方がイイに決まってると改めて思う。マツダ3の5ドアHBに乗っている人に新型ノアの見切りの良さを教えてあげたい。
渋滞時のハンズフリー機能をオプション装着したら、これが超楽チン! よそ見すると警告出て解除解除になるためスマホとかの操作はできないようになっている。意外だったのが高価な静電センサーを使っていること! このクラスのハンドルセンサーはトルク感応式のためハンドル握っていても「握れ!」と怒られるけれど、新型ノアは触っていれば確実に判定してくれる。
乗り心地だけれど、40kmしか走っていないが「最初は渋い!」ということなんか無い。しっかり動いている。ただ大きな入力に対しちゃやはり乗り心地フェチだと厳しい(KYBか日立だと思う)。なるはやでネオチューンしたいところ。そして本日、車体のコンディションをポリッシュファクトリーの及川さんにチェックしてもらいました。以下、動画で詳しく。
幸い良好のコンディションでした。厳しい及川さんの目を持ってしても「良い仕上がりだと思います」。目立ったゴミやブツ無し。聞けば今や塗装のクオリティはトヨタが世界で一番高いという。及川さんのような”その道の達人”までトヨタを高く評価するのだから時代が変わった! 喜多見さんも「新しいノアはネオチューンすると最高ですよ!」と言ってましたね~。
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多分日本製鉄や日産の話(少し遡ればガソリン価格とかも)とリンクするんでしょうけれど、後の時代から振り返ると「あの会社がどうにもならなくなった分岐点ってあの時の判断だったのかもな」となりかねないと思っています。
マジメにやってきたとこと、うまい汁を積極的に取りに行ったとこ。
「半導体不足」だとか「ウクライナ侵攻」だとかの一見不可抗力に見えることを原因としてトヨタも日産もホンダも全部横並びに見えるけど。
外的要因が取れて純粋な競争力で勝負する時代になった時シビアな結果が出そうな気がします。
本当に製品が横並びだったら好きなメーカーの製品買えばそれでいい(多少ブランド価格だったとしても)けれど、もう製品に明らかな差があったらそういうブランド販売戦略も成り立ちません。
トヨタの恐ろしいところはブランドイメージを向上させながら、素の商品力(デザイン含む)を全く油断なく磨き続けていることです。
「トヨタだけでは将来を乗り切れません。仲間を募集しています」
そんなこと言いながら募集期間は有限だと思うし、仲間以外はどうなってしまうのかわかりません。
分かっている人もそうでない人も、両方を満足させられるクルマ作りができるようになってきたと感じています。とにかく時間をかけて(コストをかけずに対応できる)弱点を徹底的に潰している印象です。
三菱が先陣をつけたガソリン直噴、ダイナミックフォースエンジンは究極とも言える仕上がり。マツダが始めた超高圧縮比も、いまやトヨタが総合力で上回っている。自動ブレーキも当初は出遅れ感があったものの、今や業界をリードしています。
コストに厳しいのでハードはそれほどでもない。でも台数を売れば回収できるソフトウエアは相当煮詰めてます。この考え方がデジタル時代に合っているのでしょう。某Xなど、この点で真逆です。
別にマツダの回し者ではないですが、見切りの話でMAZDA3を出さなくても。実際そうだとしても、ここはC-HRで良かったかと思います。
昔のマツダはオシャレ感や高級感は無かったけど、真面目な感じだった。マジメマツダとか言われて。
デミオはあり合わせであちこち省いた車だったけど、席も荷室も広いし、死角が少なく見切りも良く、少々飛ばしても思い通りに走れる良い車だった。MPVとかファミリアとかも、ウケ狙いより真面目に無難に組んだデザインだった。
最近のマツダ、エンジンや塗装は魅力的だけど、居住性や乗りやすさより見た目のインパクト重視になってて残念。これでは候補車にならない。今の技術でMPVとか作れば、シャランとかリフターを超えると思うんだけどな。
>なぜか? よくワカランです!
それがトヨタのなせるワザなんだと思います。
尖った良い点より、日ごろ使う車として安心して使えることが一番良いと思います。
実はほしい車ができたのですが、ちょっと高くて納期は3,4か月。納期がかかるのは良いのですが、この先の生活環境・情勢が上向くのか下に行くのかと変なことを考えてしまい、前向きになれません。。。初めて見たときは「オオ!」と来たので欲しいにはほしいんですけどね。そして安心できる車だと思うんですが。
ノアを試乗した時にデザインの好みはともかくとしてこれは売れない訳が無いと思いました、完成度はかなり高いですね。トヨタの凄いところは発売時に出来るだけ完成度を高めてランニングチェンジでネガな部分を徹底的に潰して改良してくるところですね。まあコストダウンもしっかりして来ますけど。だから誰が乗ってもそこそこ満足のいく仕上がりで当然売れる。コストダウンは他メーカーの比較にならないくらい厳しいと業界関係者が言ってました。乾いた雑巾をまだ絞ると昔から言われているくらいですからね。国沢師匠の言うとおりにマツダ3の後方視界の悪さはいくらデザイン重視だからといっても酷すぎますね。試乗した時にディーラーの兄ちゃんに「後方視界悪くない?」と言ったら「バックカメラが付いてるから大丈夫です」と見当違いの意見が。そうじゃなくて車線変更の時とかの後方視界を言ってるんだって。ペダルの配置が良いから踏み間違えが無いとか良いところばかり言ってますがあれだけ後方視界が悪ければ安全とは言い難いと思います。むしろCX-60の方がボディはデカいにもかかわらず見切りは良かったですね。まあCH-Rも後方視界はかなり悪いですが。書いてる人も居るけどダイナミックフォースエンジンの気合の入り方は凄いですよ。ミラーサイクルとは思えないほどトルクも有るし、マツダのスカイアクティブGみたいに低速トルクスッカスカじゃないし。よくあれだけ高効率のエンジンが作れるもんだ。ただし回してもさっぱり面白くないエンジンなのが惜しいところです。
25年近く前に新車で買ったジープチェロキーを、5年ほど乗って買取業者に出した時に、運転席ドアにパテを使った修理跡があると言われました。思い当たることがなくビックリしましたが、アメ車だからありえるのだと妙に納得しました。
しかし、国沢親方が買われたノアに関して、及川さんに修理跡がないか確認されているのを見て、新車の日本車にも可能性があることを知りました。新車アルアルなんですね。勉強になりました。
ドアの補修痕は酷いですが車業界では良くあることです。アメ車に限ったことではなく陸送で車載で運んでる時にぎりぎりまで台数積んでいるのでブレーキとか掛けるとバンパーなどは当たり前にあたってます。実際にスズキのディーラーで陸送の車を下ろしているのを見ましたがバンパーが完全に割れていました。スズキに限ったことではなくホンダディーラーで屋根に大きな傷が付いているのも見ました。納車前にこっそり直してるんですよ。ユーザーからしてみると腹が立つことですが現実には良くあることです。板金屋の知り合いが言ってましたが外車なんかは4ドアの車で4枚とも色が違うので納車前に磨いたり再塗装するのも当たり前に有ると言ってました。
猫まんまさんの書き込みで、新車の補修跡の原因までわかりました。ありがとうございました。