日本の電気自動車普及は軽自動車から始まる。3つの勢力でどこが強いか?
おそらく、というか間違いなく日本の電気自動車は軽自動車から始まると思う。時期は2024年秋~2025年にかけてです。すでに日産と三菱自動車がSAKURAとeKクロスEVを市販しており、予想以上の売れ行きを見せている。ただ電気自動車を長年見てきた経験からすると、20 kWhという電池搭載量を考えたら少しばかり高いと考えます。SAKURAの価格なら30 kWhくらい欲しい。
軽自動車メーカーの主力であるダイハツとスズキは、共同で電気軽自動車のプラットフォームを開発している。電池も共通だと思って良い。先行して出てくる電気軽商用車の電池容量を見ると、30 kWhくらいあるようだ。これをSAKURAと同じくらいの価格で販売されたら勝負にならない。ちなみに軽乗用車で30 kWhくらい積むと、実用的な航続距離で200kmくらいになる。
SAKURAの140kmでも通常の軽自動車の使い方なら問題無いレベル。200kmあれば困らないし、10年/10万kmくらい使って航続距離が落ちてきたって150kmくらい走れるだろう。軽自動車で30 kWhは基準になる電池容量だと考えます。ダイハツとスズキの電気軽乗用車は全てこの電池を使ってくるし、先行してデビューする軽商用車の価格を考えたら乗用車もSAKURAを意識するに違いない。
こうなるとホンダどうよ? 電池メーカーはSAKURAと同じエンビジョンAESC。電池容量もSAKURAと同じかとなれば、電気軽商用車の実用航続距離が200kmになるということを考えたらダイハツ開発の電気軽商用車と同レベル。電池搭載量はダイハツに近いと思う。それでいて電気軽商用車の予価はダイハツより安い。もしかするとホンダも競争力のあるクルマになる?
ダイハツ/スズキとホンダの電気軽乗用車の価格がSAKURAと同等なら、その時点でSAKURAは競争力を失う。価格改定は必至。逆に考えるとSAKURAの価格で200kmの航続距離を持つ電気軽自動車が出てきたら普及に向かって進むことだろう。とりあえず私は八丈島でカーボンニュートラルの生活を目指すべくホンダの電気軽商用車を買うことを決めてます。
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今まで軽自動車に限ってはほぼ国産車メーカーしか考えなくてよかったのですが、(旧スマートTwo twoのような例外もありますが)佐川急便の導入する中華商用EVとか、そこから派生しそうな大熊EV等の新興勢力もあるような気がしています。
大熊EV(原発で被害を受けた福島県大熊町に生産工場建設して生産・販売もするらしい)とかプランによっては月額9800円のリースプランとかもあるそうですし。
https://www.autocar.jp/post/915319
SAKURAの質感とは当然違うでしょうし、棲み分けもあるとは思いますが、アルトやミライースの月1万円リースでいい層には滅茶苦茶魅力的。
白黒のツートーンカラー(パンダカラー)だと正に大熊猫(パンダ)EVで女性受けしそう。
日産・三菱連合も恐らくROOKS&デリカミニのEVも出て来るでしょうから、その時に30kw/hの電池を搭載してくるのかなと想像しますが、「お高いんでしょ~?」
スズキ・ダイハツ連合は通常コスト意識に関して長年定評があるのですが、だったらバイポーラ型リン酸鉄電池載せられるか期待したいところ。
省スペース・高耐久で頭ひとつ出るのか、普通に今までの電池積んで「コスト抑えました(誉めて)」となるのか。
ホンダ軽商用EVへの期待はカートリッジ式電池が搭載されるかもというもの。
電池そのもののアップデートも期待できるし、電動バイクや汎用機(ポータブル電源や耕運機や芝刈り機等)と共用も可能かも。
何より予備電池さえあれば実質的に充電時間を無視できる。(電池ステーションで交換もアリ)
電池カートリッジ自体は本体(車)と別で、サブスクでビジネスをするとかも考えられそう。
電池搭載量と荷室容量の兼ね合いもありますが。
ちょっと実物大ミニ四駆みたいで妄想しててもそそられます。(笑)
仮に妄想ホンダ方式ならば、駐車場借りている私のようなユーザーでも気軽にEVに乗り換えられそうです。
SAKURAに乗っています。
日常使いの足としては20kWhで問題ありませんが、V2Hを利用しているのと少し遠出をする場合を考えると30kWhはほしいところでした。
ダイハツ、スズキの乗用軽EVがどのようなカタチで出てくるか今から楽しみです。
「世界市場で売れるEV」じゃないと、日本の自動車産業の未来は無いよ❗
家電、半導体、太陽光パネル、スマホ等々と、同じ運命を辿りかねない。
SAKURAはいいクルマなのでしょうが、正直買いたくても買いたくない。
東京の補助金の手厚さを見ると自治体から全く補助金のない私からするとその数十万円も高い金額で買いたいとは思わない。
東京はお金があっていいね、という感覚です。
買うのはもっと平準化してからです。
日産・三菱連合とホンダが同じエンビジョンからの調達なら、調達量で価格が変わってきそうな気がします。
ホンダは車種によってエンビジョンも使っていますが、日産・三菱ほどの調達量ではないかも(ホンダの本命がわかりにくい…アメリカはLGでしょうし)しれないので厳しいかなと。
トヨタ・ダイハツ・スズキ連合は例によって、パナソニックでしょうかね。
となれば、価格でパナソニックの本気度がわかりそうな気がします。そこが気になるところです。