日産ARIYA、補助金使えば400万円を切る『B6』というグレードを発表!

先行受注を開始している日産ARIYAのスターティングプライスは660万円となっていた。一方で事前発表の際「500万円前後になると思う」とも言っており、さらに安いグレードもあることを示唆している。どうなっているのかと思っていたら、突如『B6』というベースグレードの価格を発表。660万円のB6リミテッドからBOSEやサンルーフなどを落としたもので539万円です。

このグレードこそ「500万円前後」というARIYAだった。2021年度はすでに終了したものの経産省80万円の補助金が出ていたため459万円に。東京都だと別個で60万円出るため399万円に。さらに江東区など区で10万円の補助をしてくれるため389万円。このくらいの価格になってくると、ハイブリッドのSUVを買うよりエネルギーコストなど総合的に考えたら安く付く。

2022年度はさらに補助金の拡充をするようだ。すでに決まっている予算は2021年度の2倍! 全て電気自動車の購入補助に使われるワケじゃないだろうけれど、充電器の設置などの補助や、太陽光パネルとのセットでの補助金も考えられる。電気自動車を購入する際の金銭的なハードルは大きく下がると思う。日産ならディーラーの急速充電器がたくさんあり、使い勝手良い。

となれば気になるのがbZ4Xとソルテラの価格でしょう。両モデル供に500万円程度のスターティングプライスを考えているようだ。補助金込みか無しか不明ながら、もし車両価格で500万円なら補助金を使うことで350万円程度になってくる。しかもARIYAのB6は電池容量66 kWh。bZ4Xとソルテラ71 kWh。ボディサイズも少しだけ大きい。電池寿命も10年で90%。

日産は電池寿命ということでユーザーに不信感を与えているため、同じ予算ならトヨタを選ぶという人が多いんじゃなかろうか。このあたりで価格だけでなく既存のリーフユーザーに対するバッテリー交換プラン(現状は非常に厳しい)まで含め、全面的な改革を行うべきだと思う。ユーザーの信頼を得ることが日産最大の課題になっている。このままだとトヨタに負けちゃいます。

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