最初に無くなるのは変速機ですね!
日産が次世代eパワーを発表した。現在すでにノートやキックスなどコンパクトカークラスからeパワーだけのラインアップになってます。次世代eパワー、日本だと次期型エクストレイルや次期型セレナに採用され、おそらくeパワーだけになる可能性大。そもそもCAFE2030や2030年に始まる東京都の”電動化車両以外販売禁止”になったらeパワーか電気自動車だけになる。
すなわち日産車からマニュアルミッションやクラッチどころか、CVTもトルコンも無くなることを意味します。ツインクラッチだってGT-Rと共に終了だ。日産で変速機の開発をやっていた部門、不要になってしまう。もちろん電気自動車にも変速機のニーズ出てくると思うけれど、その場合、ギアを組み合わせた多段変速機やCVTじゃなく、2段変速リダクションギアかと。
日産に限らず、フルハイブリッドを採用すれば全てトルコンや多段ギア、CVTは不要。ホンダの2モーターは基本的にeパワーと同じだし、トヨタのハイブリッドTHS2の動力分割機構も一般的な変速機のような幅広いバリエーションは不要。考えてみたら変速機で伝達効率を落とす。マニュアルで90%超える程度。CVTは全開走行した時の伝達効率が80%に届かないと言われるほど。
今まで変速機の種類がどうのこうのと論議されていたけれど、すでに進化は終わったと思う。先を読んでいるメーカーなら新規開発を終了し(改良は続ける)、開発人員を電気自動車の駆動系に配置換えしていると考えます。エンジンの終了と共に変速機も終わる。というか回転してないとパワー出ないエンジンの出力特性を有効に使う為のクラッチやトルコンであり変速機でした。
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