最近バンパーの出っ張り無いクルマが増えてきましたね~! ブツけたらスンゴイ修理費用掛かる

ここにきて”いわゆるバンパー”の無いクルマが増えてきた。正確に言えばバンパーらしき樹脂はあるのだけれど、ほとんど出っ張っていないため鉄柱とかに逆突すると鉄板部品曲がっちゃいます。軽微な追突事故も同じ。ミニバンのリアハッチ、追突したら必ず曲がり、板金難しく基本的に交換。すんごく高いです。ステップワゴンのスパーダのバックドア、壊れたら3桁万円とか。

どうしてこんな出っ張らせなくなったかといえば、日本は修理料金の基準が無いためだ。アメリカの場合、軽微な事故を修理するための基準コストを定めている。保険で修理代を払う際、車種によって高い安いあったら不公平。加えて修理代高いと保険料の掛け金も上がってしまい、社会全体で損をするというコンセプトになってます。そもそも8km/hまでは吸収出来るバンパーを義務付け。

日本や欧州にはそういったレギュレーションがないため、衝突以外、ムダな出っ張りとなってしまうバンパーを嫌う傾向。XC60なども前面をブツけたら、相当広範囲の部品が壊れることだろう。以前ボルボの安全担当者に聞いたら「最近のボルボは衝突防止ブレーキが付いているため前面をブツけるケースなどありません(笑)」。確かに前面をブツけるの、難しいかも。

XC60、興味深いことにリアは明確に出っ張っているバンパーを持つ。これまた聞いたら「バックではギリギリまで寄せるケースがあるため万一の接触でダメージを受けないよう配慮しています」。皆さんのクルマのバンパー、出っ張っているだろうか? 出っ張っていないなら、十分注意して乗って頂きたく。また、バンパーの出っ張り無いクルマには追突したくありませんね~。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ