次期型シビック、早々とアンベール。日本じゃ全く売れないと書いておく
米国ホンダが11代目となる次期型シビックを発表した。2022年モデルと言われており、発売は2021年の初夏くらいか? なぜこんな早いタイミングで全身を公開するのか理解できません。普通なら現行モデルの売れ行きは落ちてしまう。ということで写真をごらんいただきたい。まず売れ筋となっているセダンから出てくる。5ドアHBやタイプRも2022年以降に予定されているそうな。
フロントマスクは最近のホンダ流。日本人からすれば全く理解できないです。昔からアメリカのミドルクラスのクルマって日本人の好みとかけ離れている。今やシビックもアメリカのクルマになったのね、と改めて思う。全体のシルエットは何となく4代目のレガシィB4ちっく。リアビューを見るとアウディそっくり。見れば見るほど「う~ん!」。日本で売っても成功しないこと保証します。
インテリアは最近の流れ。大きいサイズの液晶をど~んと真ん中に置く。それ以外コレといった特徴無し。昨今のアメリカに於けるシビックの立ち位置を具現化しているのかもしれません。どちらかというと質実剛健な移動手段といったクルマですから。気になるのがパワーユニット。おそらく当初はトランプ政権時代の流れを受け、普通のガソリンエンジンじゃなかろうか。
けれどバイデン政権になれば再び「燃費の良いシビック」というイメージを取り戻すべく動き始めることだろう。マイナーチェンジのタイミングで2モーターハイブリッドを導入してくること間違いなし。2026年には日本より厳しい燃費規制が始まると予想しておく。また、現時点ではタイプRをラインアップすることになっている。燃費規制と騒音規制をどうするのか楽しみ。
ということで日本には全く縁の無いシビックになると思う。日本のCAFEを考えたら燃費悪いタイプRも導入できないかもしれません。また、クロスオーバーを作らないのだろうか? 昨今の市場ニーズを考えたら、シビック5ドアなどクロスオーバーにしないと売れないと考えます。
追記・日産が三菱自動車との資本関係はキープするという旨のリリースを出した。ブルームバーグの記事を完全否定した格好。ということは三菱自動車の株を売っていたのは日産じゃ無かったということになる。ミステリーが深まります。
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