欧州基準の航続距離で170km走るリチウム電池使う電気自動車が60万円! ついに波が来ましたね!
ついにガソリン車と真正面から勝負出来る電気自動車が登場してきた! 中国の『五菱』というメーカーの『宏光』という新型車なのだけれど、ココは黎明期にいわゆる「民族系」と呼ばれる独自資本で、チョロQのよう大きなクルマをデフォルメしたようなチャっちぃクルマや、日本車のパクりなど作ってましたね。2010年にGMと組んでから圧倒的に品質が良くなっている。
五菱 宏光MINI EV
上のリンクでも書いてある通り『宏光』というクルマが人気。私の名前と似ているので当時から気になっていた次第。その宏光に『MINI EV』という小型の電気自動車を追加した。驚くべきはスペック! NEDC基準の航続距離で170kmと120kmのグレードがあり(電池はリチウムイオン。搭載量13,9kWhと9,2kWh)、それぞれ388万元(60万円)と288万元(約45万円)である!
これまでも安価な小型の電気自動車は存在した。ただ鉛電池だったり航続距離が60kmくらいと少なかったり、クルマとしての完成度や性能的に厳しかったり。されど宏光MINIは最高速105km/h(モーター出力27,2馬力)と都市高速くらいなら走れるパフォーマンスと、本格的な電気自動車に匹敵する航続距離を持つ。いくつか動画をチェックすると、さすがGMと組んでる企業だと思った。
ボディサイズは全長2917mm/全幅1493mm/全高1621mm。軽自動車が3400mm×1480mmなので少し短い程度。リアシートを持つ4人乗りだ。エアコンも付いておりインテリアだって普通のクルマと同じ。日本でこんなクルマが出てきたら軽自動車の代替として使えるため、近所用のコミューターになることだろう。なんたってガソリスタンドが減ってますから。
とはいえ乗ってみないとどんなクルマか解らない。乗ってみたいけれど中国に行けない。いっそ買っちゃおうかとも考えたが、地雷だったらいかんともしがたいです。いやいや困りました。ちなみに中国じゃ爆発的な売れ行きだという。そりゃそうだ。今までの小型車、見ただけで「ひどいね!」でしたから。宏光MINIは様々な写真や動画を見る限り相当まともです。
気になる!
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