決定打無し
ECOカー補助金も無くなり、魅力的なクルマも減り、消費税の値上げまでは少し時間がある。もはやカンペキな「踊り場」を
迎えた感じ。今や納期が2ヶ月以上掛かるクルマはアクアとCX-5のディーゼルくらい。強いて言えば輸入車の中に納期長いモデルもある程度だ。今後好転す
るのか?
確実に言えるのは、2014年の4月に行われる消費税率アップ前の駆け込みだと思う。2013年の秋くらいから売れ始めるだろ
う。逆に考えると、来年秋まで現在の沈滞ムードが続くということ。加えて「大型新人」はホンダN-ONEくらい。アウトランダーは「う〜ん」。クラウンや
フォレスターも厳しい?
ただ売れ行きが伸び悩んでいるのは日本だけじゃない。欧州市場なんかハンパ無い。プジョー/シトロエングループは
政府の援助を受けなければ即座に破綻する可能性出てきたし、ルノーも大幅な販売減。フォードすら工場を閉鎖するなど、縮小均衡を図る。BMWやベンツも数
字的には悪い。
どうしたらいいかといえば、やっぱり規模を小さくすることだと思う。落ち込んだとはいえ、規模さえ適性なら利益もキッチリ
上がる。日本も欧州も、完全に生産キャパシティは余剰。20〜30%の工場を整理してちょうど良いくらいかもしれません。ちなみに人口増えない日本の市場
規模はアタマ打ちです。
欧州市場も当面アタマ打ちかもしれません。かくなる上は、皆が欲しくなるような魅力を持つクルマを作ることだと思
う。日本市場だって欲しくなるクルマ(燃費良くて安価で渋滞する街中を走っても楽しさをい感じるクルマ)を出したら絶対売れる。依然として私は
1000cc級のシンプルなECOカーだと考えます。
・ECOカーアジアは「日本のメディアは電気自動車嫌い?」
<おすすめ記事>
最近仕事が暇なので、先生のコラム最近の世の中の世情や自動車関連の話が楽しく、よく書き込みしますが… 先生にはウ〜ンでも個人的に売れはしないと思いますが、新型アウトランダー。とにかく最近のヘタレな日本車デザインばっかなせいか、デザインナイス!カッコイイ。ネットではメソポタミア顔とかやっちまったな、とかナマズにアンコウと不評ですが…ベストなんたらの雑誌のデザイン水掛け論の前澤先生や、フェラーリの信仰教祖清水先生からすると全然ダメ出しでしょうが… 個人的に最近の国産車の中では素晴らしいデザイン! 最初?でしたがよく見たら華麗かつ流麗でシンプルにプロポーションがカッコ良く、サイド面のハリと艶、パッケージから基本デザインされ、無駄の装飾だらけで無い久々日本車の中では自動車の正統派インダストリアルデザイン。 決定打なくともこうゆうデザインが出てきた事は嬉しいかな。三菱自体は信用度?なんですけど自分の中では。もしかして会社体質変わったのか三菱? それに比べ昔から中身勝負なスバル時期SJフォレスター、写真しか見てないですが酷い…。現行SH型でまあまあカッコ良かったのに何故?実物は違うのかもしれませんが。高性能4WDとるかデザインとるか… はたまたアウトランダーPHEV待つか。もしこのPHEVがかなりの出来なら決定打になるかも電気自動車に移行するにも…でも三菱ってだけでダメ出し多いからなぁ三菱自体日本市場軽視に見えるし。実際にたいした事ない車かもしれないし。結局VWupに5速MT、4ATなり日本市場だからCVTついたのが素晴らしい車(今でもですが)か?外車信仰はないです。 人口自然減だし、決定打ないなら会社工場縮小もよし、せめてデザインぐらい各社世界一のデザイン国になるくらい頑張ってほしいです。ちなみに歴史的に人口自然減の国は繁栄末期的、権力者の短期交代劇、多くのかつての帝国や国は滅んでます。本当に国全体で頑張っていかないとヤバいと思います。有権者は真剣に政治家選ばないと。今の日本国じゃ子供も増えません。
わたしの個人的な考えでは、クルマの販売を増やすには、排気量2000cc以下くらいの2ドアや3ドアの自動車税を半額にしたら良いと思います。そうすれば、軽から乗り換える人もいるでしょうし、今の時代に3ドアとかに乗っている人はほとんどいないので、税収にも影響がないと思います。そうすればクーペに人気が出てコンパクトスポーツが復活し、放置されている旧車も走り出して自動車文化の黄金期が再び訪れると思います。
いつ頃からでしょうか…先進国の経済が行き詰まってからは〜とにかく車は燃費と環境〜安全性そして実用性重視になりましたね…後は徹底的なコストダウンで儲けてなんぼ…例外も有りますけど〜以前は燃費よりパワー車重より装備、そして実用性よりデザイン性で各メーカー共に日進月歩?新型車はイケイケで大きく快適に進化していたら…白亜紀の恐竜?の様になってました…車自体が行き渡り過ぎて〜普通になると徐々に大きくしたり小さくしたり〜広くしたり〜装備付けたり…燃焼効率も走りも〜絶え間なく競争し変化をもたらさないと売れ続けてくれないんでしょうね…基幹産業でしたが優先順位も価値観も変わり〜生活手段の足ならとにかく維持費で浮かせるしかない訳で〜後は人や荷物もスンナリとか…日本はハナから〜速度も低いし諸税も高いし…結果〜勢い無くなると車の趣味には厳しい環境だったとか…?最近〜車が話題にならなくなってから久しく〜寂しい限りです。運転まで自動化しつつ在り〜先々は家電化を辿るのでしょうか…?出来たらまた〜車でワクワク出来る時代になって欲しい所ですが…
1000ccクラス・・良いですね。
これに(アイドルストップは当たり前として)ターボと6速MT、ATを組み合わせて、
150万くらいで出してくれたら最高ですね。
軽よりも多少大きいくらいで、軽かったら楽しそうですよね。
もちろんデザインは(お洒落な方向にせよ、格好良い方向にせよ)気合入れる必要がありますが。
N-ONEだと入門車には良いかもですが、しょせんは軽だしなあ・・と考えてしまいます。
20〜30代の車を持ってない方達は、やはりお金がかかる(維持費も含めて)のがネックなんだそうです。
あとは、必要ない、魅力ある車が無い・・だとか。
そういう人達に刺さるのは、安くてもしっかりとした車、
乗ってみようかな?と思わせる車じゃないと駄目ですね。
1000ccだと、その要求に応えられそうな気がします。
お上に告ぐ!
現行の1000-2000ccの間の車両の税制を、現行の排気量別から燃費別、或いは路上専有面積別に切り替えてもらいたい。
これによって660cc軽との間の税制ギャップが綺麗に中和され、ゆるやかな累進カーブを描くことになって市場への安定した刺激効果が期待できると思う。
またいっそのことCO2量別に軽から大型高級車まで税制を分けても良かろう。