産油国、このままだと大得意先の日本はエネルギーの自給自足を目指すと思う。どうする?

大手メディアは今日や明日単位の状況しか伝えないけれど、もう少し長いスパンで考えるとどうか? 我が国は石油を使うため、地熱発電に代表される再生可能エネルギーを政治が潰してきた。そんな我が国もやがてカーボンニュートラルを目指さなければならない。2050年までには石油をエネルギーとして使わない国になりましょう、ということです。

今やお湯を汲まない「バイナリ式」 図/地熱協会

石油問題、その日を早めるきっかけになるかもしれない。このままだと遠からず「再生可能エネルギーに舵を切ろう」という流れになっていく。実際、地熱発電は原発20基とも30基ともいわれるポテンシャルを持つ。石油由来の液体燃料を使うモビリティは電気に代替したって問題なし。燃料としての用途が無くなれば、素材や原料用の石油製品だけ輸入すればいい。

10年も頑張れば日本はかなりのエネルギーを自給自足できる国になるだろう。そうなった時に困るのは? ホルムズ海峡を通ってくる原油を売っている国々です。何のかんの言っても中東はアラブもペルシャもムスリムという横串が通っている。日本さえ敵側にならなければ、お得意さんを失わないため日本のタンカーを通してやろうという流れになっていくかと。

大切なのは「ムスリムの皆さんの血を流さないこと」と「ムスリムの土地に許可なく入らないこと」の2点。戦争が終わっていない状況でイランの敵であるアメリカ側に立ち護衛艦を出したりすれば、日本も敵国になる。撃たれたら撃ち返しますから。ムスリムの横串だって効果なし。日本に向けて石油を運ぶタンカーは長期間に渡りホルムズ海峡を通れないと思う。

ちなみに我が国にとって本当の意味での「利」は、今回の教訓を生かしてエネルギーの自給自足率を高めることだと思う。中東もある程度理解してくれるだろう。ただボディブローを喰ってうろたえている政治家やメディアを見ていると「難しいかな」と思う。高市さん、自衛隊派遣を受けちゃう? 我が国の将来を真剣に考えている官僚の出番かな、と期待してます。

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3 Responses to “産油国、このままだと大得意先の日本はエネルギーの自給自足を目指すと思う。どうする?”

  1. やまうら より:

    高市さんは、選挙前と後ではかなりブレていますね。私は総理大臣になるまでの辛抱かと我慢して見ていましたが、なった途端、長くやりたいのか、利権政治家と何も変わらない動きを隠さなくなってしまいました。日本は本当に痛い目にあわないと変われない国なんですね。昔も今も。

  2. Ken より:

    1959年、スエズ動乱でオイルショックに襲われたイギリスでは、ミニが生まれました。1973年と1979年のオイルショックでは、燃費に優れた日本車が世界を制することになりました。

    オイルショックは、車も産業や生活も変革を迫ります。ホンダショックが話題ですが、むしろEVへの追い風になりえる局面だと思います。少なくとも私は、家の太陽光で走るリーフがあって助かっています。

  3. ナンケイ より:

    2050年のCO2排出実質ゼロはもとより、2030年は2013年度比-46%、2035年度に-60%が国の目標のはずですが、皆さんそんなに石油利権大好き電気自動的大嫌いで、コミットできるんですかね?

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