私が心配しても仕方ないのだけれど、CX-60とCX-80、合わせて1000台しか売れていない
日産の低迷振りが連日取り上げられけれど、実はマツダも相当厳しい状況にあると考えていい。例えば日本でCX-60とCX-80が売れていない。昨年導入したばかりのCX-80は月販423台。大きなマイナーチェンジを行い弱点をカバーしたCX-60も600台に届かない。CX-60の販売目標月販2000台ですから。CX-60など納得いく仕上がりになったのだから売れていいと思う。
なぜ売れないか? こらもう簡単。売るための努力を止めてしまったからに他ならない。考えて頂きたい。直近の2ヶ月でCX-60やCX-80がメディアに登場したの、見たことありますか? CX-60の試乗会を行った後、マツダは殻に閉じこもってしまった。確かにナニもやらなければお金は出ていかない。経費節減になる。でもクルマなんてハレの商品だ。暗くなったらよりつかない。
タイコ叩いてお囃子入れれば人は集まってくる。そこで楽しそうなものを売っていれば気分アガッテるから買う。トヨタが典型例。ここ数年、毎日お祭りですから。マツダはタイコ叩くにゃ人がいるし、お囃子頼むとお金掛かると、引っ込んでしまった。となれば誰も寄りつきませんぜ! 私ら何とかマツダを盛り上げたいと思っているのだけれど、殻に閉じこもられたら打つ手無し。
1991年にバブルが消え、気がつけばマツダは赤字続きとなる1994年にフォード傘下へ。日本車の歴史の中で、外国のメーカーの傘下に入ったのはマツダと日産、三菱自動車だけ。現在も厳しいこの3社は経営陣に恵まれず事実上の破綻をしてる。残念。マツダの場合、2025年度決算で大赤字間違いなく、新型車の開発が滞っていたため2026年度も赤字の可能性非常に大きい。
加えて日産と比べ国からの距離が遠かったりする。今後半年くらいで急激に状況は悪化する可能性大。先日行われた決算発表の際、2026年3月期(今年4月~来年3月まで)の見通しについて全く説明されなかった。日産ですら概況を紹介し、予想できないファクターを関税だけとしている。ドル為替も153円から145円に想定し、それを1200億円の減収見込みとしている。
その上で今年4月~6月は2000億円程度の赤字を見込む。日産は昨年度の決算で悪い部分を出し切ったので6700億円の赤字と説明したけれど、第一四半期から2000億円の赤字です。関税で販売台数落ち、しかも販売奨励金を投入し、その上で為替が135円になったら、おそらく1兆円近い赤字になって不思議じゃ無い。おっとマツダだった。マツダは日産より厳しいかも。
上は2024年4月~2025年3月とその前の年を比べたモノ。販売奨励金を1249億円も使っている。営業利益の1871億円は、販売奨励金と為替要因だけですっ飛ぶ。これに関税が乗ったらアメリカでの販売価格を上げなければならず、さらに台数落ちてしまう。上海ショーでマツダの評判を聞いたら、ネガティブ。毛籠さんの苦悩は痛いほど理解出来る。マツダを援護射撃する方法はないか?
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MAZDAはイイ車作れば売れるとだけ思っているとしたら、よそよりもイイ車を作らなければなりませんが、それほどの車はロードスターくらいでしょう。ロードスターは特殊なジャンルのクルマなので台数は出ない。
クルマを買おうかなと思うとき、ようつべで皆さん調べたりするでしょう。CXシリーズの最近の問題点と、MAZDAの対応の無さ、悪さはすぐに分かります。それを見たらショッピングリストの順位は当然下がるというものです。買うのはようつべを見ない人でしょうね。
マツダはここまでCX-60と80で予想以上にコケているので、ダメでしょうね。
CX-5が今年5年目で車検代替えを検討しましたが、ディーゼルエンジンはいいとして、操安性とパッケージは60と80ともに疑問がつきますね。
あんなに重厚なフロントマスクを持っている割に、ロードスターみたいに俊敏な走りを求めたがるのか?ゆえに前席に乗っている分にはいいけど、後席に乗るとひょこひょこ落ち着かない。
それといくら直6エンジンとはいえ、フロントノーズが長すぎる。しかもデザイン上FR特有のロングノーズがきれいであればいいですが、あんなに眠たそうな鈍いフロントマスクにされては台無しですね。
60はとにかく後席のレッグスペースが足らない。80はあれだけホイールベースが長ければもっと3列及びラゲッジルームを広くとれたはず。
CX-8は、ちゃんとサイズ的にマツダ唯一のラージミニバンだったMPVの後継も視野に入れて、コストパフォーマンスもよかったけど、CX-80は大きくなってけど、そのメリットが感じられない。ようは、この出来だったらFRじゃなくてもいいということです。
次期CX-5にはディーゼルがないし、CX-30、マツダ3をはじめ、4気筒ディーゼルは全廃するようなので、ディーゼルで売ってきたマツダはとことん凋落しますね。
そもそも欲しいと思ってるユーザーは既に買ってしまっていて他社からの乗り換えユーザーを獲得しようにもCX-60を試作車同然で発売して悪評判が立っているため見向きもされないだけでしょう。最初からCX-80くらいの完成度で出していればまた違っていたかもしれません。あと実質的なライバル?であるハリアーが強すぎるのも原因かと。おまけに今度RAV4も出るし。
ステップアップするユーザーを獲得するためのMAZDA2やCX-3などの低価格の車種は完全放置では良さを分かってもらえないから誰も買ってくれません。MAZDA3などは一部のYoutuberなどが「エンジンが素晴らしい」などとやたらと褒めたたえていますが(黒づくめの人とか)実際に乗ってみれば笑えるくらい薄い低速トルクとかコレジャナイ感がいっぱいです。
唯一の売れ筋のCX-5もすでに骨董品で意地になって値引き0とかで売れるわけも無し。日産の前社長が「売れる車が無い」とかアホなこと言ってましたがマツダの経営陣も売れる車を作れないんだから似たり寄ったりですね。
マツダで数多く売るべきは、CX30だと思います。
しかしながらトヨタのSUV群に全く歯が立たない。
個人的にはCX30のドア下部のブラックガーニッシュがあまりにもダサいのが原因と考える。ただ黒いだけで安っぽく見えて仕方がない。ここだけをハリアーを超える金をかけて、シルバー部品やメッキ部品で加飾すれば、良いと思います。
こんな素人の私でも思いつくことを、プロのマツダがやらないのは、本気で車商売に向き合っていますかと問いただしたい。
ただ何もせずに沈んでいくくらいなら、まだ一昔前のように値引きを40万引き、50万引きと大盤振る舞いしてユーザーに割安感を持ってもらって欲しい人に買ってもらったほうが…。下取車が安くなる副作用とのバーターになってしまいますが。
返す返すもVWのアレが無かったらと思いますね。ディーゼルで20km/Lって全然現実的なんだし、ICE単体でハイブリットを超える燃費と豪語してた人見さんをホラふきと片付けるにはもったいないと心から思います。
ディーゼルで儲けて懐にゆとりができて更に開発が進んでいればSPCCIのブレークスルーも夢ではなかったかも。ハイブリッド滅びて内燃機関だけで行けるやんEVももういらんやんって娑婆になった可能性も0ではなかったかも・・。
今となっては寝言は寝て言えってことですかね。
2021年よりCX-8に乗っています。そろそろ車を買い替えたいのですが、CX-80もCX-60も今一つ買う気になれない。実際に両車に試乗してみましたが、世間で言われるほど悪いところは見当たらない。では、何が悪いかと言われればカラーです。 私がCX-8を購入した時と色の選択肢が何一つ変わっていない。 つまり、折角、新車に乗り換えるのに新鮮味が全く無いんです。 せめて評判の悪かった初期型CX-60の改良版が出た辺りでカラーを入れ替えていれば、またフロントグリルの形状でもちょこっと変えれば新しくなったCX-60を押し出せたと思うんですけどねぇ。
常々思うのです。
マツダも日産も、高付加価値化を名目にして似非セレブ化したクルマを出しているけどさ。
そもそも自社の社員や取引会社の社員が、喜んて買えるクルマなのかな?
値段が高過ぎる、車体が大き過ぎる、燃費が悪過ぎる、日常使いには大袈裟過ぎる、、、というのが本音ではないでしょうか?
日本に限らず世界中でも、庶民には手が出せないクルマになっているから、数が売れないと思っています。
かつてマツダは、赤のファミリアXGサンルーフで経営難から脱しました。
まずは自分達が「リーズナブルでホントにいいクルマだ。うちの愛車にしよう!」と心底思えるクルマを作って欲しいと切に願います。
国沢先生の進言を理解できない今のMAZDAが崩壊するのは当然のことでしょう。
私達のマツダを早く取り戻して欲しい。
先生から今のだらしない経営陣に何とか言ってもらえないんでしょうか。
フォード傘下になる前もそうでしたが、マツダはブランドの高級化を夢見て迷走してしまうクセがあるようで、ここ最近もシグネチャースタイルによるデザインの共通化やラージ商品群の流れに不安を感じていました。トランプ関税に関係なく、北米のSUV需要に支えられてきた業績は頭打ちを迎えたのではないでしょうか
経営陣が興味を失っているように見えるエントリークラスに、ジムニーノマドのような本格派でなくていいので「それっぽい」箱型SUVか、フィアット600のような女性ウケしそうなコンパクトSUVを出すくらい思い切った方向転換で、マツダファン以外にも第二・第三の選択肢としてマツダ車が選ばれる状況を増やす工夫も必要ではないかと思います
ロードスターだけの会社では、既にスバルを抱えるトヨタに必要とはされないでしょうし、自力で生き残るには国内販売で利益を上げられる人気車種を生み出さないと、存在感が薄れる一方になりそうです
辞めた方の偉い人は、PR上手だったんでしょうね。
もしくは、PRしてコケたから閉じこもっちゃったのか。
60デビュー時に取り上げてくれた人達に、御礼を兼ねて試乗して貰えば良いのに。
珍しくwebで取り上げられているマツダ車”マツダ6e”とか、日本に入れて売ればいいのにやらないんですよね。
MX-30Re:EVとかCX-80とかデッチ上げるのよりたいそう簡単だと思うのですよ。
私のDJデミオがこの夏で10年になり
そろそろ買い替えも考えてますが台数の稼げるMAZDA2やCX-3はモデルチェンジは無い模様。
そのひとつ上のクラスはスタイル重視でサイズ割に狭い、後方視界が悪い。CX-5は売れ筋だけどだいぶ古い。
ラージはあの有様・・・
CX-30に買い替えも検討するが
樹脂パーツの劣化を考えると踏み切れない。黒塗装と後方視界がよければもっと売れてたと思うなぁ。
どちらにしても
前経営陣は反省すべき。
CX-60 CX80も辞めたチョビ髭の置き土産でしょ。ニッチな客だけ売れれば良い車だから売れません。
アイツが悪い。
欲しい人に既に行き渡っているのが現状ですね。トヨタディーラーに行けば大体希望の車種が見つかります、マツダにこれ以上何を望むのでしょうか…