私の夢です。少し難解です。
素晴らしい! 屋根に3~4kWhの太陽光発電装置を付け、昼間は余った電気を売り、夜は安価な夜間電力を買い電気自動車に充電してやれば、ほぼ電力は買わなくても済む。さらに需要の大きい昼間の電力を補い、余っている夜間の電量を使うという社会貢献が可能。
もちろん電気自動車が消費する電力まで含めてのこと。エネルギーの自給自足+昼間の大切な電気を使わないという素晴らしいスマートマイクログリッドが構築可能です。しかし! 現在これを実現しようとしたら、いろんな「ムダ」や装置の「重複」をしなければならずコスト的に厳しい。
私の家も太陽光発電を導入しようと考えているのだが、計算するとペイしないのである。私は「ECOにボランティアなどない!」と思っている。環境に優しいのと同時に、オサイフにも優しくなくちゃ普及しない。そんなハードルを飛び越える機器が三菱電機から間もなく発売されるようだ。
昨日紹介した電池交換60万円に続き、電気自動車の可能性がさらに広がると思う。どういうことか? 説明しよう。現在販売しているニチコンの『リーフtoホーム』は、リーフの電池を家庭でも使えるようにする装置。つまり直流400V電源を交流100Vにする機械だと理解すれば良い。
交流と直流を自由に行き来させるための機械です。ここまで出来るなら「太陽光発電で作った直流電気も一緒に処理すればいい」思うことだろう。太陽光発電を導入する際、案外高いのが太陽光パネルで作った直流を交流に変え、自宅で使ったり電力会社に売る電気にするパワーコンディショナー。
パワーコンディショーナーは。おおよそ25万円くらいします。リーフtoホームがこの役割も兼ねてくれるなら、太陽光発電装置は大幅に安くなるのだった。けれどリーフtoホームはやっていない。三菱電機の新製品は、電機自動車と太陽光発電で作った電気と、家庭用電気を自由にコントロールする。
電気自動車と太陽光発電装置さえあれば、最も効率的な電気の使い方が出来るという寸法。仮に「普通の電力を使っている家庭+プリウス」の家の電気代+ガソリン代を、太陽光発電+電気自動車を導入することにより出費を10年くらいでペイ出来れば素晴らしい。
おそらく10年後は二酸化炭素をほとんんど出さずに快適な生活と、クルマを使った自由な移動が出来るようになっているかもしれません。
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