納期、トヨタを除いて完全正常化。即納続出で値引きも復活する?

ここにきて生産体制は正常に戻り、トヨタを除き即納可能の車種も増えてきた。実際、ホンダは納期情報の公開を止めてしまった。納期半年以上が並ぶトヨタと比べられたらカッコ悪いです。日産のWebを見ると納期情報出ており、軒並み納期1ヶ月といった状況。最近まで生産ラインの都合(塗装行程)で長納期だったアリアも単色であれば2~3ヶ月。2トーンでも3~4ヶ月である。

逆に考えると、これまで「生産能力=登録台数」だったのが、これからは「人気度=販売台数」になる。直近の3年くらい強気な商談で通用してきた販売現場ながら、そうもいかなくなる。売れ行き伸びなければ工場稼働率がガッツリ下がると言うことです。おそらく6月の登録台数あたりから、人気度が明確に解ってくるんじゃなかろうか。売れなければどうする? こら営業努力だ。

日産の納期情報

今で殿様商売を続けてきた新人は頭を切り換えなくちゃならない。ディーラーを束ねるメーカーの国内営業担当も、今までのように強気一辺倒のスタイルだと誰もついてこなくなる。日産のような顧客を大切してこないブランド戦略を続けてきたディーラーは、ガタガタになることだろう。遠からず値引きをしなければ売れなくなる。トヨタの納期が短くなったら、さらに厳しい。

トヨタの納期情報

今や相当のクルマ通でも「トヨタを買っておけば間違いない」と思っている。毎年クルマを乗り換えている千葉の知人は5年くらい前まで輸入車ばかり乗っていたけれど、最近トヨタしか買わなくなった。クルマ好きばかりと言って良いサポーターの掲示版を見たって支持してきたメーカーに見切りを付けトヨタを考える人が続出してます。納期さえ短くなればトヨタ圧勝だと思う。

「こらマズい!」と思ったメーカーから値引きワクが拡大していくに違いない。直近だとボーナス期ですね。6月下旬から7月中旬にかけ受注が伸び悩めば必ずや値引き拡大するだろう。商談は焦らず「値引きしてくれたら考える」くらいの強気で。今や急いでオーダーしてもゆっくりオーダーしても、納期は大差ないですから。9月と12月の決算月は大幅に条件緩むと予想しておく。

 

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3 Responses to “納期、トヨタを除いて完全正常化。即納続出で値引きも復活する?”

  1. タグチ より:

    ずっとスバル車の乗り味が好きで購入していましたが、トヨタの前向きな姿勢を応援したく、トヨタ車へ乗り換えました。
    各社乗ると良い車多いのですが、会社のイメージに差がついてしまっているのを実感します。

  2. トヨタ車ユーザー より:

    30プリウスで初めてトヨタ車を新車で買って以来、普通車はトヨタです。前はホンダ、スバルに乗ったこともあったのですが、BMWを降りてから気づいたらプリウス含めトヨタは3台目です。でもBMW≒トヨタとは思っていません。
    スバルはBRZが残りましたが、ターボでないしワゴンだと余計なものをしょって走る感じがしたので離れてしまいました。アイサイトは良かったがMT対応が遅いし、MT+ハイパワー車がない。そんなに飛ばさなくてもパワーがないと確かにつまらない。じゃプリウスがそんなにいいかと言われれば、ミサイルと揶揄されるくらいに速かった!
    ホンダを支えるN-BOXや日産車全般が殿様のごとく値上がりしたのち、円安で生活が苦しい今に至ります。
    この2社はこの後どうするのか見ものです。新型フリードは見た目は変わるようですが、N-BOXのようになってしまうと予想します。白物クルマはそれなりの値段でないと売れません。いくら乗りごこち・質感が低いスペーシアでも走行中にバラバラになるわけではない。
    だいぶ昔の話になりますがFIT3が大コケしたとき、プリウスEXみたいに旧フィットやIMAのインサイトを継続販売していれば、そんなに客に逃げられなかったのにと考えてました。N-BOXもフリードも念のため旧型のラインを取って置いたらいかがでしょう。少なくともN-BOXはそのほうが良かったかも、と思うくらいしかよくなっていないのにグレード整理されて高い…。

  3. ぽんぽこ より:

    ついにカローラクロスを注文しました。納期は来年明けです。カローラレビンから始まって次のBMW320iからは約20台輸入車でしたがカローラシリーズに出戻りします。

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