自動ブレーキ最新事情

親会社のトヨタは開発の遅れにより依然として自動ブレーキを出せない状況。それを横目にダイハツが続々と軽自動車に自動ブレーキを装備している。今や『スマートアシスト』と呼ばれる30km/h以下で稼働するレーザーセンサー式のシステムは96万6857円のミライースから買えます。

興味深いことに自動ブレーキがなくても売れ行き好調なのだから大きなダメージになっていない。「世の中の流れに敏感じゃない」というのは伝統的にトヨタ車を購入しているユーザー層の特徴。だからこそハイブリッド車の黎明期はイマイチだった。エアバックや衝突安全の時もそうでした。

ただトヨタも新しいシステムを開発中で、いつになるか不明ながら必ず出てくる。私のWebを読んでいる人には「それまで待った方がいいですよ」と書いておく。開発中のトヨタのシステムは簡易型じゃないようだ。最低で日産の自動ブレーキ程度の性能を持っていると思われる。

昨日、UDトラックス(新型クオン)に標準装備されている追突事故低減ブレーキのデモを見た。下の動画は先行車30km/h。後続車60km/hという設定ながら、実力値は先行車30km/hの後続車80km/hだという。低減ブレーキ無しと比べれば圧倒的な効能を示す。

クオンのデモ動画(撮影は私です)

私も先日初めて一般道で自動ブレーキが掛かった。2台前のクルマの急左折に気づかなかった先行車は急ブレーキ。そいつに私のV40が反応したのだけれど、私のフットブレーキ(けっこう反応早いです。精神的な反応より前にブレーキ踏んでる)より一瞬だけ早く作動した。

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このときは自動ブレーキ無しでも間に合ったろうけれど、少し遅れたら追突してましたね。実際、自動車メーカーによると、自動ブレーキの介入は実質的に追突事故を回避出来たことを示すと考えているようだ。ヒヤリとするこのの多い人や、高齢者には絶対に装着車をすすめておく。

ジープの新型チェロキーの試乗レポートはコチラから。極悪路を走っている動画へのリンクもあります。

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