自動車メーカーも協力してる高校生のクラブ活動に学校から廃部令が?
イマドキそんなことやってる高校あるのね、と思った。静岡県伊豆総合高校に30年以上続く「原動機研究部」があるという。この高校、2010年に普通高と工業高校の合併で生まれたそうな。工業高校ならあって当然のクラブだと思う。長いことマイレッジマラソンなどに出場してきたという。しかし総合高校になって流れ変わった。そんなモンは危ないからヤメろ、という雰囲気らしい。
生徒さん達は一生懸命頑張っており、昨年8月に富士スピードウェイのレンタルカートコースで行われた『カブカップ』に出場。国際A級ライセンスのライダーがコーチ。富士スピードウェイも猛練習している熱意に負け、本来なら免許を持っていないと出場出来ないレギュレーションながら技量チェックを行った上、特認するなど周囲の大人が応援してという。
なのに学校側は突如「やるなら廃部だ」と言い出す。そのあたりの経緯はリンクした記事を読んで頂ければ、と思う。高校の姿勢に腹が立ってくることだろう。危ないというなら、もっと危険なスポーツなどいくらでもある。明確な機械に対する偏見です。そもそも我が国は工業製品を作って成り立ってます。原動機研究部の部員なんか日本を背負って立つ存在。金の卵達だ。
だからこそ大学でやっている「学生フォーミュラ」を経験した学生さん達は自動車メーカーが喜んで受け入れている。原動機研究部の生徒さんだっていろんな将来が見えてくると思います。こういった状況、教育関連の人や高校OB、静岡県の人達が是正してして上げて欲しい。この動き、おそらくクルマ嫌い世代の教師達の強い強い嫌悪感から来てるんだろう。
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