自動車産業の「華」

やっぱりモータースポーツって自動車産業の「華」だと思う。映像や写真を見ているだけでワクワクしてくるから不思議です。
考えてみれば一生懸命働く人もカッコいいけれど、仕事+休日には思いきり遊んでいる人の方がもっとカッコいい。しかも遊びで鍛えた根性やノウハウや人脈は、その人を伸ばすと思う。

モータースポーツも同じ、クルマ好きじゃない経営者は「ムダ遣い」と決めつけ、お金無ければ止めてしまう。確かに企業存続の危機となれば諦めなくちゃなぬ。でも少しでも余力あるなら、見せしめのように止めちゃうので無く、少しでも前向きになるべきだ。止めたら業績にも出てきます。

ということで今年は経営者の才覚が問われると思う。もはや存続の危機という状況のメーカーなど無い。今年出てこなければ「クルマで遊ぶのが嫌い」ということになる。そういうメーカーは働くだけの人と同じ。もちろん働かない人より10万倍も良いけど、付き合ってみたいかと問われれば「う〜ん」。

さて。モータースポーツの参戦計画発表が始まった。皮切りとなったトヨタは社長も出席しての発表会となり、今年はWEC(世界耐久選手権)を始め、スーパーGTやナスカー、スーパーフォーミュラ、ダカールラリーなどにメーカーとして参戦。モータースポーツ活動をリ・ボーンさせると言ってます。

ホンダは2月7日に発表を行うが、事前に動画を公表。見ると凄い! WTCCに始まり、インディ、スーパーフォーミュラ、スーパーGT、モトGP、モトクロ
ス、トライアル、ダカールラリー等々、驚くほどたくさんのジャンルで存在感をアピールしている。なんのかんの言ってもホンダってお祭り好きだ。

・ホンダのモータースポーツ(動画)

日産も元気出てきた。突如デイトナ24にカムバックし5位! 今年の参戦計画はまだ発表されていないが、どうやら面白くなりそうな気配。スーパーGTだけでなく、他のジャンルにも出てきそうである。もちろんインフィニティブランドでF1のスポンサーをしてます。日産の本質はお祭り大好きなのだった。

この3社以外のメーカーはどうするだろうか? スバルについちゃ依然として期待値高いラリーをもう少し考えるようになったら100点。マツダは底辺から盛り上げたらいいんじゃなかろうか。三菱自動車も相川新体制でなんか取り組んだら面白い。スズキとダイハツ、基本的に期待しないです。

間もなく始まるスウェディッシュ(カコイイ動画)

参考までに書いておくと、華の無いメーカーは高額車や付加価値のあるクルマを出したって絶対売れない。海外市場でも(特にアメリカ)相手にされません。STAP細胞のような新しい技術や、オリンピックに代表されるスポーツ、バレエなどで活躍しているのを見ると、ワクワクしてくる。クルマも同じです。

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