自動運転、制限速度低い原付一種が走っていると延々抜かせず大渋滞が発生しますね!
下の写真は制限速度40km/hの区間を30km/hの原付一種が走っており、その直後を自動運転バス。続いて30km/h走行にずっと付き合わされているクルマ達です。結果的に道交法の理念である「交通の安全と円滑な流れ」を実現出来ていない。ナニが問題か? 原付一種は制限速度30km/hのため、いかんともしがたい。自動運転バスの制限速度は40km/hなので抜けばいい。
けれど抜かないようなプログラムとなっている。原付一種に乗っている人は知り合いだったので「譲ればよかったのに」と言ったら「2回ほど思い切り左に寄せて減速したんです。2回目はウデを振って前に行ってという合図までしました。それでも前に行かず停止されちゃいました。仕方なく走ったんです」。自動運転のプログラム、当然ながら融通利かない。困ったモンです。
40km/h制限の道をバイクと同じ30km/hで走り続けるのなら、後続車に道を譲ればいい。そういったプログラムも無いようだ。かくして原付一種に出くわすと,長い長い列になってしまう。これ明らかに道交法違反だと思う。安全だけ最優先し「円滑な流れ」を遵守する気持ちすら無いですから。日本全国で自動運転の実証実験が始まると、いたるところで円滑な流れを乱す。
もっといえば高速道路のインターチェンジやジャンクションは全て40km/h制限になっている。曲率の少ないジャンクションなんか80km/h以上で流れていることだって珍しくない。そこを40km/hで走られたらたまらないです。東京の首都高も40km/h制限区間が多く、これまた遵守されると今の「円滑な流れ」はキープ出来ない。道交法の見直しからしなければならんです。
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