自転車を甘やかし過ぎた結果、無謀運転まかり通る! 自転車、道交法では横断歩道で譲る必要なし
自転車の傍若無人ぶりは警察が作り出したと言っても過言じゃ無い。私の家の前は西武バスが走っている。乗ると横断歩道は全て”ほぼ”一時停止。その上で、歩行者は当然のことながら、自転車も止まって渡らせる。自転車に乗っていれば止まるのが当然だと思い込む。バスのドライバーに聞くと「自転車も譲れと会社から言われているんです」。バス会社、警察の指導を受けてます。警察の意思だ。
果たして譲らなければならないのか? 既に渡っていたり、動きながら横断歩道にさしかかっている自転車を視認したら、優先の問題じゃ無く安全確保の意味で停止しなければならない。されど止まっている自転車は降りていなければ軽車両。またがって停止しているバイクと同じだ。譲る必要なし。というか、譲ったら交差する道から出てくる車両を全て停止して行かせるのと同じ。
後続車のいない道ならそれもよかろう。でも道交法の理念は「交通の安全と円滑な流れ」。道路を使う者は常にこの2つのバランスを考えればいい。自転車と横断歩道の場合、円滑な流れが優先されるため、譲る必要なし。ただし。自転車から降りていれば歩行者という区分になる。渡る意思があるなら優先権あり一時停止して道を譲らなければならない。なのに警察は「全て譲れ」。
「こだわりのある自転車」に乗っている人は道交法を認識しているものの、単なる移動の手段として自転車に乗っている人の多くが、自分を歩行者だと思っている。いや、歩行者だってやらない信号無視すら平気でやる。もはや道路最強の乗り物だと思ってるんじゃなかろうか。折しも11月1日から自転車に対する規制が厳しくなる。合わせてその他の違法行為も取り締まって頂きたく。
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免許の講習会(優良)でも歩行者および自転車が横断歩道の通行をしようとしている場合は一時停止と言われていました。こちらのサイトでも見ていて、自転車は軽車両と認識していましたがなぜ?質問しようと思いましたが面倒なやつと思われるのも嫌なのでやめました。
その後、教習所の教官をされている方にも同じことを言われて、警察からの指導要領であるように感じました。