虎の穴で鍛えて貰ったスバル360、2年間ノートラブル! ユーザー車検も合格です。素晴らしい!
2017年にグレートレースでアメリカ縦断したスバル360は、2年前に「360虎の穴」と呼びたくなるような常陸大宮の達人にお願いして悪いところを全部対応して頂いた。するとどうよ! あんなトラブルだらけのスバル360が、2年間ノートラブル! コック開いて燃料を流し、チョーク引いてセル回せば一発で始動。壊れていた分離給油機能もカンペキ! 素晴らしい!
ということで早2年。車検となった。虎の穴にお願いしようとも思ったけれど、常陸大宮までの旅は長い。これだけコンディション良ければ私でもイケそう、ということで趣味のユーザー車検です。とりあえず事前点検すると、これといった問題なし。全ての灯火類が点くし、ウォッシャーも出る。現状機能していないのは当時のまんまのラジオくらいです。
いつものように同じ敷地内にある代書屋さんで書類を作ってもらう。軽自動車の車検場、不思議なことに普通の車検場と違い穏やかな雰囲気。軽自動車だけというあたりからくるのかもしれない。代書終わると次の工程の指示をしてくれるため、あっという間に終了。10時30分からの予約だったけれど、空いていたので10時くらいに検査ラインに並ぶ。
検査は通常通り。車体番号やエンジン番号の確認から始まり、灯火類のチェック。暑いので窓を開けていたら「閉めてみてください」。窓ガラスの開閉チェック、今まで一度もありませんでしたね。いつも不思議に思うのは、軽自動車の検査ラインだけブレーキの踏み込み確認をすること。ここで抜けていたらブレーキ検査の時に制動力出ないと思うのだけど。
最初に排気ガス検査。昭和43年式のため、数値は今より緩くOK。サイドスリップOK。スピードメーターはGPSで確認しており、相当正確。問題出たの、ヘッドライトだ。右は○ながら、左が×。う~ん。続いてブレーキの検査。ローラーにマッドフラップが巻き込むなど上手くいかず3回くらい繰り返すことになったけれどOK。リフトアップしての検査もOK。
最後の判定でダメ出し3カ所。ヘッドライトの他、バックランプの外側が白い反射板になっていることと、ナンバー灯が点かない、とな。すぐ車検場の手前にあるテスター屋さんに行く。「こんなクルマのライト調整は初めて」と言いながらバッチリ修正してくれた(2000円)。ナンバー灯は配線を見たら緩んでいたので締めたら問題なし。
バックランプだけれど、この年式は不要らしい。私の個体、いろんな部品が組み合わさっており、無くてもいいものも付いてる(笑)。ということで反射板を含め全て取り外す。再度検査ラインへ。ヘッドライトOK。ナンバー灯も点いてOK。白い反射灯は外してOK。無事車検取れました。このクルマ、どうやって活用したらいいか思案中です。
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