話題にならない3代目インサイト、ジツはホンダの勝負球!

デトロイトショーでホンダは3代目のインサイトを発表した。新型出る度にドンドン大きくなり、何とシビックより上級だという。サイズなど詳細についちゃ発表されていないものの、ボディシルエットからすればシビックベースか? といってもアコードとシビック、そっくりなのでワカランです。市場ニーズからすればシビッククラスの方が大きいかもしれません。

困ったことに発表されたデータは極めて少ない。パワーユニットだけれど、1500ccのアトキンソンサイクル+2モーターとのこと。1500ccのパワーだとアコードHVのような直結走行は難しいだろうから、ノートeパワーと同じくエンジンを100%発電機として使うのだと思う。アトキンソンサイクルでも回転数を限定して効率を追求していくと、熱効率40%超えが可能だ。

ノートeパワーのシステムに発電機専用の超低燃費エンジンを搭載するというイメージか? 当然のことながらPHV仕様もラインアップしていることだろう。というか2018年から普通のハイブリッドじゃZEV規制のクレジットにならないため、メイングレードはPHVだと考える。また、規制をクリアするには、このクラスだと最低で10kWhくらいの電池を積みたいところ。

参考までに書いておくと、2018年から厳しくなるZEV規制に対し、今年は「貯めていたクレジット」で何とか凌ぎ、2019年から3代目インサイトと、おそらく年内にも発表するだろう電気自動車を充当する作戦だと考える。となればインサイトPHVを相当数売らないと厳しい。皆さん考えているよりチカラ入った力作だろう。詳細なスペックの発表を楽しみにしたい。

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