販売台数でマツダCX-8を大きく凌ぐ裏番長ランクル・プラドが決定的な進化を遂げる!

普段あまり話題にあがらないランクル・プラドなのだけれど、今年1~6月期の販売台数を見ると驚くだろう。何と10501台で、ヴェルファイア10697台に肉薄。人気SUVとなっているフォレスターは11358台。ランクル・プラドと同じ3列ヒンジドアSUVのCX-8が7046台だから圧倒しているのだった。なぜ人気か? こらもう簡単。魅力満載だからに他ならない!

そもそもカッコ良い! 全長4825mm×全幅1885mmのボディサイズは、日本で持てあますほど大きいという程じゃ無く、その割に存在感あります。パワーユニットはリーズナブルな4気筒ガソリンと燃費良いディーゼルから選べ、3列シート仕様までラインナップ。何より最低地上高220mm+世界最高レベルの駆動性能を持つのだから素晴らしい!

ということで人気だったのだけれど、今回決定的な進化を遂げた。2,8リッターのディーゼルエンジンが177馬力から204馬力になったのである。ディーゼルのパワーアップ、厳しい排気ガス規制を考えたら難しいと言われているものの、実現させたのだからタイしたもの。最大トルクは5リッターガソリンに匹敵する500Nmに向上。これだけ違うとハッキリ解ると思う。

もう一つが自動ブレーキのアップグレード。これまでも常に新しいスペックを採用してきたランクル・プラドということもあり、今回の年次改良で夜間の歩行者にまで対応する最新スペックにバージョンアップ。日本車全体で見てもマイナーチェンジレベルですら自動ブレーキのバージョンアップしないモデルは多い。ランクル・プラドの開発チームは意欲的です。

ランクル・プラド、手放す時のリセールバリューの良さでも知られている。「その割に国内では見ない」と思うだろう。オークションなどに出ると驚くほど高い値で外国人バイヤーが買っていく。日本で発生するランクル・プラドの下取り車は大半が海外に行くと言っても大ゲサじゃありません。今後も人気はテッパンでしょう! フル装備の7人乗りディーゼルで444万3千円です。

 

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