輸入タイヤ大手の『オートウェイ』がサーキットでタイヤの比較テストを行った。これは役立つ!

一昔前は……といっても、もはや30年前くらいのことながら、自動車雑誌でタイヤの比較テストを当たり前のように行っていた。サーキットにタイヤを持ち込み、ラップタイム計ってインプレッションするワケです。私がベストカーガイド編集部員の頃は(1982年頃)、筑波サーキットでタイヤ交換しながらのガチテストでしたね。

やがて「同じクルマでの比較はどうも」ということになり、ガチのラップタイム比較などはしなくなる。今やサーキットでの試乗インプレすらやらないため、どんなタイヤがいいのかサッパリ解らない。強いて言えばレース用のタイヤについちゃ結果が出るためハッキリ解るし、もっといえば同じカテゴリーに出ているタイヤは同等の性能を持つ。

されど競技用タイヤじゃなければ、どれがいいのか専門家ですら解らず。私の場合、競技や自動車メーカーの開発ドライバーなどから話を聞いて選んでます。長い前置きになった。レーシングドライバーの蘇武喜和さんがオートウェイに頼まれて輸入タイヤのサーキットテストを行ったという。オートウェイのWebと動画を見たら「おお! コレコレ!」。

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蘇武喜和さん、スーパー耐久の時に大井センシュが紹介してくれたのだけれど、理論派の優れたドライバーとのこと。もちろん競技での実績も多々。今回の記事と動画を見たら「なるほど!」。全て腑に落ちる。例えば「ロードノイズや振動はかなり大きめなので、一般道での普段乗りには不向き。溝も少なく浅いので、雨の日は走らない方が良いと思う」と辛口。

テストに使っている車両もタイヤのキャラクター差がハッキリ解るBRZということで、解っているチョイスです。まず記事から読んで頂き、興味あれば天気悪い日曜日のため動画も。基準タイヤとして標準タイヤか、定評のある日本ブランドが入っていればさらに素晴らしい企画になると思う。これ、SUV編やミニバン編もやってほしい。

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