輸入車オオ試乗会
JAIAの試乗会で今年は9台乗りました。気がつけば日本にもこんな多く輸入車のハイブリッドあったのね、と思った次第。以下、短い紹介など。
アウディA6ハイブリッド 211馬力の2リッター4気筒直噴ターボ+日産と同じタイプのハイブリッドシステムというレイアウト。電池はリチウム。価格は690万円と案外リーズナブル。速いし乗り心地良いし質感あるし。700万円のレクサスGS450hとどうか、と聞かれたら瞬時にA6ハイブリッドと答える。
アウディS8 4リッターV8ツインターボはアイドルストップ付きの520馬力。普通に”凄く”速い。1580万円というお金を、私らの300万円くらいの感覚で出せる人なら案外良いかもしれません。ただリアシートに乗るようなクルマじゃないと思う。だったら一回りコンパクトなS6の方が扱いやすいかも。
BMW7ハイブリッド アウディA6ハイブリッドと同じく日産式の1モーター2クラッチシステム。驚くべきはアクセルレスポンスで、30km/hくらいで走っている状態から全開するとパワー出るまで2,5秒くらい掛かる。この遅さを7シリーズのユーザーは許容出来るのだろうか? 私にゃ辛抱出来ない。
BMW X3ディーゼル 素晴らしい! どの回転数&どのアクセル開度であっても「カリ」すら言わない。トルクぶっとい! 8速at上等! 乗り心地極上! 感心しまくり! 私はX3のデザインが好きじゃないですけど。8速ATと組み合わされ、564万円。320dの470万円からすれば少しばかり割高か?
キャデラックATS 2リッター4気筒ターボ276馬力のFR車。BMWの3シリーズと同じDセグメントに属すため、アテンザより一回り小さい全長4680mm×全幅1805mmという手ごろなボディサイズ。前後重量配分50対50。ブレンボのブレーキを採用するなどスポーティな仕立て。439万円は魅力的だ。
カマロ・コンバーチブル 3,6リッターV6は327馬力となかなかパワフル。アクセル踏むと良い音を出す。20秒で稼動する巨大な電動TOPを開けると、気持ちイイの何の! 一度は乗ってみたいと思うが、なかなか踏み切れない。504万円。価格的なハードルも高いか? 良い色でございます。
ポルシェ・パナメーラHV スーパーチャージャー付き3リッターV6はシステム出力380馬力。日産フーガと同じタイプの1モーター2クラッチ式ハイブリッドを採用しているため、残念ながらクルーズ状態からアクセル全開した時のレスポンスはポルシェと思えない。迷うことなくハナメーラSをすすめておく。
ガヤルドLP560-4 ドンドン乗りやすくなっているランボの最新作。何とスイッチ一つでフロントの車高を上げられる! これでガソリンスタンドやコンビニ、踏切だって怖くない! 凄いぞ! 5、2リッター560馬力のV10を搭載。4WDながら1410kgしかない。2476万円はレクサスLFAより割安だ。
クライスラー300C 御存知の通り先々代ベンツEクラスのフロアを使ったFR車。全長5070mm×全幅1905mmというベンツSクラス級のボディに8速ATと組み合わされる286馬力の3,6リッターV6を搭載。ナビまで標準装備して398万円は、その気になっちゃう価格だったりして。
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キャデラックATSなど魅力的だし自身も役員になるころには乗ってみたいと思うが、そこまで出世できるかおぼつかない上、そのうちアメリカの景気が回復するころには「喉元過ぎればなんとやら」の謂れ通りにビッグ3も地道な技術開発を怠って慢心してしまうことも無きにしも非ずで手放しで期待してはいけないのかも知れない。