週末は衆院選。自民圧勝の雰囲気濃厚ながら、今回エネルギー問題は全く争点に上がりませんでした

週末の衆院選は自民党が大勝する流れになってきた。国民の意思なので仕方ない。自動車産業にとって一番重要なエネルギー政策は全く争点になっておらず。クルマの開発は最短で3年。パワーユニットなどまで考えたら6年くらい先読みふりしなければならない。自民が圧勝すれば、今の路線をそのまんま継続ということになる。つまり「どうなるか不明」です。

レアアース問題に代表される中国関連も論点になってない

そもそもエネルギー政策が不安定だったりする。先日も書いた通り共産、社民、れいわを除き全て原発推進。自民圧勝なら原発再稼働に向けて動き出すものの、反対派も多い。原発だって老朽化でトラブル出てくる。そう簡単にゃいくまい。一方、世界の流れを見ても、欧州は二酸化炭素削減。トランプ率いるアメリカは化石燃料を掘って掘って掘りまくれ状態。

今の方向だと原発の稼働率が上がらず電力不足になり、アメリカに流され化石燃料を使うようになった後、突如「パリ協定を守れ!」となり二酸化炭素削減だ、という方向になると我が国は振り回される。我が国も世界もどうなるか解らない状況の中、6年先のパワーユニットを決めなくちゃならないのだから難しい。実際、ホンダや日産、マツダのパワーユニット戦略は大混乱中だ。

トヨタの「マルチパスウェイ」のような全方位対策を考えなけれならず、その上で世界の最先端と勝負していく必要がある。ハイブリッドは優位にあるも、PHEVになると先頭争い出来てない。電池も先頭争いに遠い。その上で経営陣が怪しかったり、前経営陣の重い荷物を背負わされてちゃったりしている。日本政府がしっかてくれればいいのだけれど、無理そう。

まぁ日本人は底を見てからの復活が早い。まぁ底を見なければ上昇しないということになるんですが。歴史から学ぶと、急降下を始めてから3~4年で墜落してしまう。個人はその間だけ耐えられればいい。実際、地方史を学ぶと明治維新も太平洋戦争も、ほとんど影響を受けてない人達が少なからず存在する。墜落に備え政治や政策に右往左往しない基盤を作ろう。

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3 Responses to “週末は衆院選。自民圧勝の雰囲気濃厚ながら、今回エネルギー問題は全く争点に上がりませんでした”

  1. ばんじ〜 より:

    以前から日本は、失敗から学ばず目を背ける方向に行きがちですよね
    それは、政党の違いを超えて政官共通のマインドなのだと感じます

    もちろん投票で意思表示はするとしても最後には自己防衛としての日本脱出ですかねぇ…

    最大の問題は、
    日本を脱出したとしても、行先が思い浮かばないことですね

  2. 富士山 より:

    原発政策、中道はどちらかと言えば、自民割らす為の現実戦略だと思います。接着剤用。利権面は否定しませんが。
    公明は26年自民と寝てるだけあってその辺は匠です。与党経験自体が得難い政治的知恵の塊ですが、公明は組織が巨大で権力闘争もあるだけに一見金太郎飴に見えて、その政治的機微と能力はある面自民以上です。

    かつて小沢一郎が野党民主党時代に大連立を模索して頓挫した事がありましたが、清いつもりの青瓢箪どもが理想だけで反対して、その現実的意味を理解出来なかった形でした。古くなった青瓢箪どもは今は意味位は理解してるとは思いますが、軽んじて役立たずなのは相変わらずですね(笑)。ただ、原発ブレーキ役にはなりますね。事故のトラウマ当事者なのは重い。

    なお、結果は全然行けると思います(笑)
    また良くても悪くても再編。

    公用車の運転手は病気で、後部座席の官僚がハンドル切った可能性が大分ありますね。
    https://www.news-postseven.com/archives/20260203_2090642.html?DETAIL

  3. 2662やす より:

    国沢さんのおっしゃる通り

    思い切って国沢さんの心中を、更に追加で代弁するばらば、次の点です。

    ●はっきり言って選挙目当てです。
    急にレアアースの近海での試験採掘を僅かの採取で、「ありました」と発表・・・調べるともっと前に補助金得るために官民ぐるみで、予備試験で埋蔵は確かめられているにも関わらず、大げさに時期を狙って発表。

    ●問題は長期深海採掘、精錬、精製して有用なレアースにする採算持続性の現実解だ。・・・これは、まともな当該学者がエネルギー源のメタンハイトレード近海採掘と同様に、持続採算性の可能性すら肯定する人はいない。

    ニュースによれば、プロジェクトリーダーは「これから持続採算性の問題等は検討する」とのこと。

    また、約10年近く (開発は失敗)メタンハイドレードの利権・補助金ループ?でのし上がった?A議員が、このレアアースでも後ろ盾して、官民利権組織を急展開させたのでは、との見方が強い。A議員は以前から高市氏推しの急先鋒。

    ●国沢氏の云うように、日本では原発に頼るのではなく、水素、地熱発電、風力に力を入れるべきだろう。

    石油利権、原発利権のしがらみを排除し、当初から採算無理な利権・補助金ループの事業推進では無く、
    日本と協力国で、名実共にクリーンな生産可能エネルギー開発に官民一体と取り組むことが急務。

    残された時間は少ない。今回の選挙の焦点から外れた政治の責任は大きい。

    そこで今日このような記事が出ていた↓同感だ。
    ●元86&スープラ開発トップの多田哲哉氏が期待する、トヨタが世界をリードする電動化時代【みどり独乙通信】
    トヨタの燃料電池戦略こそ本命。
    2026.02.04  情報提供:Auto Messe Web
    トヨタだけでなく日本を挙げて水素利用の力強い発信の必要性を強調をしています。

    一生、継続採算性の見込み無いレアアースの日本近海採掘より、水素こそ、もう本気で官民一体で需給を開発し、日本のエネルギー需給と世界の持続環境向上に集中投資する時期に来ていると思う。
    豊田章男さんが2014年初代ミライ発売直前に、水素は、本音として本格普及には「20年~30年」かかる、それでも今から共感者を増やして進めるべきだ、と提唱していた。まだ頑張れば実現できる。

    長文失礼しました。
    (蛇足ですが、レアースの開発必要性を無視しているわけでも当然ありません。豊田通商が何年も前から実用化している中国以外での採掘開発、レアアース必要量の少ないモーター開発等は加速必要です。)

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