鈴木俊宏社長は100万円台じゃ電気軽商用車を作れないと考えているようだ。ホンダはやります!

スズキの鈴木俊宏社長が「100万円台で軽商用電気自動車を作るのは難しい」と発言したようだ。ホンダの「2024年春に100万円台の軽商用電気自動車を出す」という発表を受けてのものだろう。俊宏社長は2021年に「補助金を使って100万円台」ということを言っていたから、最初から100万円台の軽商用車電気自動車を出すという計画を持っていなかったんだと思う。

スズキ筋に聞いてみると電池などの調達価格が上がっているため実際に厳しいと言う。だからこそ日産も当初の予告価格より高くなった上、値上げまで行っている。となると興味深いのがホンダ。昨年の4月だけでなく12月にも100万円台というリリースを出した。日和らず! ホンダ、どうやらホンキらしい! こうなった時のホンダのパワーって私は世界一強いと考えます。

私は購入します

いろんな装備をはぎ取って(ホンダのことだから最低必要となる安全は譲らないかと)意地でも200万円を切ってくると予想する。リアシートだって付いていない2シーターの可能性すら大ありだ! 個人的には案外面白いクルマになるじゃないかと期待してたりして。シトロエン2CVとかルノー4のような割り切りってステキ。ちなみに私は以下のような提言をベストカーで行った

2023年に開催される『ジャパンモビリティショー』における私の希望は、今の日本に一番必要だと思われる「150万円で売れるクルマ」をすべての自動車メーカー共通のテーマとし、コンセプトカーを出展してもらうこと。昨今の安全基準や素材の値上がりなど考えたら200万円でもいいですけど。ショーに来た人に投票してもらい、なんらかのアワードを作ったら盛り上がる。

どんなクルマになるかまったく予想できない。スポーツモデルを作るメーカーもあれば、ミニバンもあるかもしれない。価格を落とすアイデアもたくさんあると思う。オーソドックスなのは「売れ筋を狙い生産台数を多く設定し、コストダウン狙う」という戦略だろうけれど、可能な限りシンプルな構造としてコストダウンするみたいなアプローチだって出てくる。

日本人はフリーハンドだと迷宮に入り込んでしまいがち。制限を付けることによって奥ゆきや工夫も出てくるんじゃなかろうか。安全性も条件に含めることで現実的なクルマの姿になる。興味深いです! 電気自動車をテーマにすると面白いかもしれない。その場合、電池のサイズと容量を決める。純粋な車両価格で150万円くらいにしておくと、補助金を勘案して200万円前後になる。

電気自動車の開発、現在進行形で各社大いに悩んでいると聞く。さまざまな知恵が出てくることにより、日本車の魅力度アップに繋がるかもしれません。日本の自動車業界を引っ張って行く次世代の有力チームを作り、自工会会長に直訴したらいいと思う!

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4 Responses to “鈴木俊宏社長は100万円台じゃ電気軽商用車を作れないと考えているようだ。ホンダはやります!”

  1. CX-60 より:

    電気自動車の価格を抑える策は各社苦労しています。
    電池の調達を中国メーカーと組んだり、モーターの基本部品を共通にしたり。
    三菱はかつてのi-MIEVとアウトランダ―PHEVでモーターの設計を共有していましたし、トヨタの小型モビリティもHEV車のe4WDでリア駆動に使っているモーターをベースにしたりしていました。
    スズキは、昔はインドでワゴンRのEVを売ってみたり、試作車ですがFCVのスイフトを作ってみたりといろいろやっていますが、電動化のコストダウン技術までは追いついていない模様です。
    トヨタ・ダイハツつながりで、それこそ超小型モビリティのモータを回してもらって軽自動車に載せるなどすれば手はあると思います。社長がちょっと消極的だ、くらいの問題であればいいんですけど。。。

  2. 川口太郎 より:

    修元会長なら「なかなか厳しい」と煙に巻いて
    イベント当日の隠し玉で発表!なんてサプライズな
    話題作りをするんじゃないか?と思っちゃいます。
    偉大な父親を見て育った実子はそんな余裕も
    無いのかな?と修ファンの私。
    やはりスズキは「目で産んだ”息子”が継がなきゃ」
    だったのかなぁ?と。

  3. z151 サンバー愛好者 より:

    スズキが出せずにホンダが出したら痛快でしょうね!
    アフィーラより1万倍楽しみです。

    モビリティショーがそんな共通テーマでやったら、今からチケット予約したいくらいです。
    つまらない超小型モビリティばかりだったら興ざめですが。

  4. CX-60 より:

    たびたびすみません。
    充電するにも設備におかげがかかる「急速充電器」とか高くつきそうなので、そういうぜいたく装備を取り払えば、可能性があると思います。
    宅急便の配送で使うなら、稼働していない時常に充電しておけばよいし。
    電動エアコンも安いのがある。
    中華製で佐川が使う予定の軽EVは、伝票を書いたり、荷物整理や台車格納ができるスペースがあります。そんな工夫も盛り込んでほしいです。

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