鉄板が変形していないガリ傷はタッチアップでとりあえず補修をすすめておきます~

ボルボXC60でやっちまったガリ傷、及川さんのアドバイスで塗装せずタッチペン補修にしました。前回も書いた通り、純正の塗装品質が最も高いため、塗り直すと微妙に色合い違ってくる可能性あるし、経年変化も心配とのこと(被害者になって保険出るならディーラーに依頼。納得いくまで色合わせしてもらえばいいだろう)。板金が必要じゃない自傷なら補修でしょうね。

タッチアップペイントは通販で買えます

タッチアップペイントは自動車ディーラーで純正カラーが販売されている(経年変化して色あせしてるような場合だと純正でも合わないので注意)。日本車だと通販でも簡単に入手できるため、必ず車種と年式を確認して自分のクルマの色を選ぶこと。作業は正常な塗装面にダメージを与えないようマスキングから始める。傷の面を見て、細かいペーパーなどでデコボコ削る。

ボルボの純正品は2液。1液は塗装。環境を重視するということなんだろう。驚いたことにタッチアップペイントも水性塗料であります! 水性のタッチアップペイント、私は初めて見ました。時間があれば乾いたら塗り、乾いたら塗りを繰り返して厚みを出していくとイイ。錆防止なら2~3回塗っておけば十分だと思う。ここでパテを盛るのも手ながら、けっこう難しいので推奨しない。

「このくらいでいいか!」になったら表面をコンパウンドで磨いて平滑性を出し、その上にもう1液のクリアを塗る。すると普通の塗装面のような透明感が出てくることだろう。私のガリ傷、けっこう深くて下地までガッツリいっていた。タッチペン補修としちゃ重症です。それでも目立たないようになる。写真だとハッキリ解るが、ほとんど気にならないレベルになってます。

もし自分のクルマに傷が付いているのなら、今週末にでも補修してもたらいかがだろうか。失敗したら1度剥がして再度トライすればいい。とにかく1度に厚く塗らず、丁寧な作業です。必要なモノは1)タッチアップペイント。2)マスキングテープ。3)傷の平滑化用の150番ペーパー。4)塗装の仕上げ用1000番ペーパー。5)コンパウンドでございます。

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