電動キックボード、一方通行の逆走可能ながら、出口に『止まれ』の標識無し。事故時の責任は?

16歳以上なら免許無しで乗れる特定小型原付は、自転車が通行出来る一方通行なら逆走出来る。グーグル先生のAIに聞いても、瞬時に「出来る」という返答あります。一方通行の99%は「自転車を除く」と表示されているため、ほぼ全ての道を走れると考えていいだろう。私は「与えられた権利は行使する」というコンセプトのため、電動キックボードを使ってます。

ただし! ここからが国のデタラメさ加減になる。特例小型原付はどこかとズブズブの国会議員によってあっと言う間に決まったので、落とし穴だらけ。上の一方通行を逆走していくと下の交差点に出る。普通、一方通行を正しく走って行くと、ここに『止まれ』の標識ある。標識あれば当然ながら特定小型原付は一時停止の義務を負う。しかし標識ないと義務無し。

100歩譲って、一時停止標識無くても徐行し左右の確認をすれば交通の安全は確保出来る。けれど免許も持っていない人だと飛び出しかねない。加えて違反で無いため取り締まれない。こんな道から電動キックボードが飛び出してきたら、もはや避けられまい。警察はナニを考えているんだろう。飛び出し事故に対し電動キックボード側の責任を100%にしてくれるのか?

電動キックボード側は違反じゃ無い。となれば100%の過失を問うことは難しいと思う。本来なら直進自動車無過失。電動キックボード50%。道路標識を管理している公安委員会50%になると考えます。電動キックボードに乗るなら十分ご注意を。私はクルマに積んで外出先のラスト1マイルや、近所の足として便利に使っている。一度所有すると手放せなくなります。

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3 Responses to “電動キックボード、一方通行の逆走可能ながら、出口に『止まれ』の標識無し。事故時の責任は?”

  1. Koihciro YAMANE より:

    これは、自転車についても同じですね!
    我が家の近くには「もうしわけ」程度に路面に「とまれ」や、それと思しき絵が書いてあるところもあります。
    いずれにしても、自転車は一時停止、信号無視は日常茶飯事ですけれど...

  2. tbear より:

    一時停止はともかく、あの写真の交差点を徐行なしで飛び出して行くのは頭がおかしい人の所業で、そうなると一時停止標識&停止線があってもそんなの関係ね〜の無敵に人かと....

  3. 片岡聡 より:

    利便性は多少後退しますが、
    原動機付きは例外なく標識を守らせるというのが
    現実的のような気がします。

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