電動キックボード、大反対ながら解禁されたら活用する。何でもオウンリスクです

昨日電動キックボードについて紹介した。これまでの流れを御存知なら私は100%電動キックボードの野放しに反対です。ただ解禁されれば、反対したって意味無し。いわゆる「ナントカとハサミは使いよう」だ。上手に活用したいと思う。現在持っているセグウェイ・ナインボットは2台目の電動キックボードだけれど、買い換えたくなるくらい便利。もっと活用できるそう。

まず現在持っているF20Aが使えるかどうかだけれど、保安基準項目に照らし合わせれば”ほぼ”問題無し。前照灯や尾灯、制動灯は標準装備。後部反射器も付いている。ブレーキは2系統で、1系統は完全停止の状態をキープ出来ることが規則。F20Aは前輪が回生、後輪ディスクブレーキの2系統あり、後輪は完全停止のキープ可能だ。警音器は上の写真のベル。

こいつに自転車用のウインカーを加えてやれば条件を満たす。走行安定性などについていえば、空気入り10インチタイヤを装備しするなるF20Aを凌ぐ電動キックボードなど少ないほど。また20km/hに抑えるスピードリミッターは大型トラックなどと同じ解釈だ。大型トラックの場合、80km/hの速度リミッターが義務付けられている。でも実際はメーター読み95km/hを超える。

F20Aの最高速は速度リミッター付いているようでメーター読み25km/h以上絶対に出ない。スピードガンで実車速を計測してみたら22km/hほど。12月に施行される保安基準もメーター誤差は必ず認められるだろうから、F20Aなら範囲内に収まると予想する。ちなみにF40という上記機種になると最高速30km/hで、20km/hの速度リミッターとならないんじゃなかろうか。

また走る場所は上の写真ような道だと車道を走らなければならない。これ、明らかに危険だ。クルマにとっても迷惑千万。6km/hなら歩道を走れるため、2024年の6km/h速度リミッター標準装備義務付けまではクルーズコントロール機能を使って6km/hキープをすればいいと思う。6km/hまでならセニアカーと同じく歩行者扱い(自転車と同じ軽車両ではない)。

上のような道なら安全だし誰にも迷惑掛からず。こういった道を使って駐車場まで行ったりすればいいと思う。ただ電動キックボード、買い物など荷物を運ぶのには全く向かない! ベストカーの取材で荷物背負ったままスラロームなどやってみたが、極端に操縦安定性が悪化します。前述の通り「ナントカとハサミ」で、大人なら電動キックボードも使いこなせると思う。

<おすすめ記事>

1 Responses to “電動キックボード、大反対ながら解禁されたら活用する。何でもオウンリスクです”

  1. 大舘太郎 より:

    国沢さんの紹介記事を読んで、F20Aの活用に興味津々です。
    私は輪行をしてみたいですね。
    12月からF20Aを特定小型原付として利用するためには、
    ウインカーとナンバープレートの装備が必要になると思うのですが、
    良いアイデアがありましたら、また記事にしていただけたら嬉しいです。
    楽しみにしています。

コメントを残す

このページの先頭へ