電気自動車もPHVも補助金無しじゃ売れない。2025年度の補助金はどうなるか?
追記・どうやら2025年度の国の補助金は2024年度と同等または、プラス5万円ということになりそう。ただメーカーや車種毎によって違うので、詳細は不明です。
残念ながら電気自動車もPHVも車両価格はハイブリッド車などと比べ割高。電池価格が下がるまでもう少し掛かる。そんなことから普及には補助金を必要とします。「税金を使うな!」という声もあるけれど、400万円のクルマで補助金40万円なら消費税分無くなるだけ。国際公約である二酸化炭素削減には電気自動車が必要。むしろ電気自動車を飼う人はボランティアだ。
東京の上乗せ補助金 データ EV DAYS
消費税を免税にする程度なら積極的に補助金を出すべきだと考えます。しかし何度も書いている通り政府は石油利権をバックボーンにしている。世界水準を見ながら電気自動車推進のポーズを見せているのみ。だからこそ2025年度の補助金は目安すら出しておらず。つまり「全く解らない」ということです。当然ながら補助金が決まるまで電気自動車やPHVなんか買おうと思わない。
だから売れない。2024年度の補助金は余っているけれど、納車が遅れたら間に合わないから、やはり売れない。ちなみにヒョンデはインスタ-の発売にあたり「2026年度の補助金が35万円以下なら差額を負担します」というビジネスをしている。もちろん現在、全ての電気自動車とPHVの商談が止まっていると考えていいだろう。政府ももう少し考えてて頂きたい。
長い前置きになった。2025年度の補助金だけれど、まだ何もアナウンスもない。2025年度の概算要求額は出ているものの、詳細なし。東京都も目安すら発表していない。どうなるだろうか? 基本的には2024年度並と考えたいが、トランプさんの動きでどうなるか不明。トランプさん、電気自動車補助金を止めると言っていた。もし止めたら日本はアメリカの51州。いや、カナダに次ぐ52州か?
我が国も「アメリカがそう出るなら」と減額に走る可能性ある。逆に中国を見るかもしれない。電気自動車は中国車が主力になりそう。免許やビザの緩和策を見ても解る通り政府の政策を見ると中国優遇。BYDの補助金だって2024年度の途中から10万円アップした。絶対的な電気自動車の台数は少ないから、中国優遇のため補助金を2025年度並にするかもしれません。
もし国も東京都も2024年度並の補助金を出すのなら、少なくとも東京都の人はプリウスPHEV、SAKURA、eKクロスEV、ミニキャブEV、N-VAN e:、インスターに限って言うと「買わない方が損」だと思う。どれも驚くほど安価な予算で購入可能。ぜひ太陽光発電も導入し、二酸化炭素削減とエネルギーコスト削減の両方を目指して頂きたく思う。環境にやさしいし、何より気分いいです。
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