韓国、国が本格的に電気自動車を普及させようとしている。急速充電器、1kWh=34円

何度も書いてきている通り我が国は石油関連で利益を得ている企業や人が多いため、電気自動車の普及に向けての政策は各駅停車である。羽田空港の普通充電なんか10年前から5器のまんまですから。お隣の韓国は国を挙げて電気自動車の普及に向けて動いているということで取材に行きました。驚いた事に金浦空港に着いて乗ったタクシーから電気自動車でございます。

何度かヒョンデの取材で韓国に来ているけれど、いつも指定された急速充電器など使うが、今回はインスターを借りて適当に走ってみることにした。当方、韓国語を全く理解しない。特に文字についちゃ100%読めない。20年位前、始めて韓国でレンタカー借りてスキーに行った時は困りまくりました。空港で書いて貰った地図を嫁さんナビに読んでもらいながら辿り着いたことを思い出す。

今やクルマにナビは付いているし、スマホのナビだってある。怖いモノなし! ということで一度も行ったことがない東海岸を目指す。ウオンジュという比較的大きな街まで高速道路を使い、そこから42号線という一般道。驚いたことに道中、急速充電器が至る所にある! お昼を食べようと立ち寄ったら(看板では何屋か不明。中に入って冷麺専門店だと判明)、急速充電器が。

驚いたことに日本ではまだ少ない100 kWタイプ。使ってみたら75kW前後でしっかり入って行く。素晴らしいのは電気料金。日本だと従量制だったり時間製だったりするが1kWhあたり50~100円というイメージ。韓国はポッキリ従量制で1kWhあたり34円。インスターは1kWhで8kmくらい走る。ガソリン換算ならリッター40km走るのと同じエネルギーコストだったりして。

観光地や比較的大きい駐車場にも必ずといってよいくらい急速充電器がある。上は大ヒットした韓流ドラマのロケで使われた桟橋らしい。韓流ドラマは詳しくないので知らんが。この近所の駐車場にも100kWの急速充電器ありました。残念ながら使い方が韓国語でしか表示されないため、充電しようとするとスマホの翻訳機能を使うなど苦労しますけど。外国人向けではないですね(笑)。

充電出来るホテルも多い。最初に泊まったホテルはタワーパーキングだったため「電気自動車は外に駐めてください」。2泊目は地下に20台分くらいの200V普通充電カプラーがありました。2日間で600kmほど走った。食事やコーヒーブレイクの時に充電すればストレス無し。ちなみみ韓国の道路環境、日本よりずっと良い。運転マナーもよく快適なドライブが出来ます。続く。

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