驚いた! 中国で発表したホンダの電気自動車『M-NV』。240万円と檄安でした!

出遅れが指摘される我が国の電気自動車戦略ながら、ここにきて少しづつ動き始めた。技術を持っていても電池の調達で課題を抱えるホンダだったけれど、ついに中国で電気自動車を発表しましたね! といってもホンダブランドじゃなく提携している『東風』ブランドです。車体のエンブレムを見てもHONDAの文字無し。フロントもHマークが付いていません。

一方、車体はヴェゼルをベースにしていると思われる。全長4324mm×全幅1785mmもヴェゼルに近いけれど何よりホイールベース2610mmが同じ。現行フィットも同じホイールベースのため、次期型ヴェゼルに近いのかもしれません。デザインは中国が先頭を切っている「グリル無し」。なかなか上手にこなせていると思う。ただ少しばかり小さい?

このサイズだとプジョーe208などあり、高い値段を付けられません。気になる電池搭載量ながら公開データに無かった。東風ホンダのリリースを見るとどんなモードなのか不明ながら後続距離は480kmと長い。といったことからすればホンダeやマツダMX-30などと同じ35kWhだと思われる。最近の流れからすれば少しばかり電池搭載量少ない感じ。

電池搭載量より注目したいのが電池メーカー。35kWhとなればパナソニックなのかもしれない。だったら東風じゃなくホンダブランドで出すような気がします。もしかすると中国最大の電池メーカーなったCATL(ホンダも1%投資)製の電池を採用しているかもしれません。現地価格は240万円程度と安い。価格からしてもCATL電池の可能性大。

今や中国での自動車生産コストは日本と同じくらい。といったことを考えたら相当頑張った価格設定だと思う。もしかしたらCATLが得意とする安価で長寿命で安全なリチウム鉄電池を使っている? この価格のまま日本で売ったら相当イケそう。電気自動車の価格破壊は中国から始まり、日本に押し寄せてきそうな気がします。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ