鳥取で先代リーフの火災。リーフの火災は国内で2例目。ちなみに1例目の原因は特定されておらず

日本海テレビは急速充電中の電気自動車が鳥取で燃えたというニュースを流した。Webを見たら先代リーフである。知る限り国内でリーフが燃えたというケースは佐賀の一例だけ。洪水で水没したリーフが2週間後に燃えたというもの。当時の記事を見ると、リアはあまり燃えていない。そして水で消えている。走行用電池の熱暴走より電装系12V電池のショートの可能性大。

日本海テレビの記事へ(写真あり)

今回二例目である(世界規模だと不明)。写真を見ると、これまた走行用電池が燃えたんじゃないようだ。1時間で消えたと記事にあります。写真を見るとサイドシルやボディ前半は燃えておらず、リア中心。走行用電池が熱暴走した可能性は残るものの、1時間で消えたという。熱暴走だとエネルギーが無くなるまで燃え続けます(電池残量がゼロに近ければ1時間くらいで消えます)。

熱暴走なら全焼します   写真/釜山警察

いずれにしろ問題は原因が解らないこと。佐賀で燃えたリーフも、日産が問い合わせしたら証拠物件ということで見せてくれなかったそうな。消防からすれば有利な解釈をされるということなのかもしれない。ただ佐賀の件、未だに詳細なレポートが出ておらず。日産に聞くと、その後も燃えた車両は見られなかったという。今回の火災も、消防側の情報しか出ていない。

ユーザーからすれば燃えた原因が知りたいところ。もし「急速充電して熱暴走」というなら現在走っている全てのリーフが心配である。急速充電方法に問題があったり、どこかトラブルを抱えていたなら、それも知りたい。どうして我が国は事故原因の物理的な究明を嫌うのだろう? まぁ佐賀の件もウヤムヤになっている。鳥取の火災だってすぐ忘れ去られる?

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