EVへの課税は?
なし崩し的に普及していきそうなEVだけれど、解決しなければならないことがある。電力の料金だ。御存知の通り道路の建設などはガソリン諸税を使って行われている。されどEVのエネルギー源になっている電気に課税しようとすると、なかなか難しい。どこでも充電出来る上、ガソリンのように発色材を混ぜたりすることも出来ない。
ドブロクの如く自家製造の電力(太陽光発電)だって当たり前になるだろう。当面は問題視されないと思うが、ハイブリッドの普及でガソリン諸税も減っていくに違いない。かといってガソリン諸税を一旦廃止し、走行距離をベースに課税しようとしたら、今度はEVの優位性がすっ飛んでしまう。
昨日の試算、ガソリンを130円としたもの。53円80銭のガソリン諸税を無くせば、EVの普及は厳しい。そんなこんなで、決定的な解決策を見つけられないままEVが登場した。だからこそ現在設置されている急速充電ステーションは全て無料です。いろんな意味でEVは国の判断が将来を大きく左右する。
<おすすめ記事>
太陽光など自然エネルギーによる発電は無税で、火力原子力はガソリン並みに課税するようにすればよいのでは。電力自由化に沿って、電気をどこから買うか証明できるし、選択できると思います。
電気自動車の電力に道路関連の税が無税というのはどうも釈然としません。ガソリン車が作った道路を電気自動車はタダで走る…。確かにエコは大切なことですが,したくてもできない人もいます。エコの名のもと,優遇策はどんどん進み,結局エコにお金出せる人が最終的に得をする…。古いガソリン車を買いかえきれない自分のようなものは高い税金払い続けるしかないのです。
太陽光発電やっているヨーロッパの国の電気代、高いです余った電力の買い取りの仕組み等で、一般家庭の支出は、それでも増えたそうです。
ま〜日本はこれでも消費税は安いほうですから〜恵まれてます。
環境税ですかね?
今の景気対策の費用どこから持ってくるのでしょうか、国民を騙して貯めた各省庁の埋蔵金すべて出してほしいです。そして無駄な出費控えてください。
下手に課税をかけてEV普及の妨げになるような事がないようにしてもらいたいものです。
太陽光、原子力発電からの充電であれば、環境負荷が小さいのはハイブリッドやガソリン車と比較すると、明らかであるので、すべてをガソリン車やハイブリッド車と同じような制度にするのはおかしいと思います。
自動車税は、二酸化炭素の排出量を基準に、すべて見直したらいいと思います。地球温暖化防止に効果的であるばかりではなく、それが一番わかりやすい基準だと思うからです。
現在は過渡期なので EV はほとんど課税されていませんが、政府などでも「走行税」のような走行距離(や車重)に関係する税金が検討されているようですし、当然 EV も道路の整備費などは課税されるべきなので導入されると思います。(「ガソリン税」は、その分安くなる?。もちろんガソリン車も走行税は必要なので、払う額が少なくなる訳ではない。)
EV でも走行距離が分かる必要があるので、走行距離メータなどを付けることも検討されているようです。
( または、車や充電器などに電気メータを付け、電気充電量に応じて課税するという方法もあるように思います。(ガソリン車はガソリン 1リットル辺り「ガソリン税 ○○円」「走行税 ○○円」のような感じ? )
> 確かにエコは大切なことですが,したくてもできない人もいます。エコの名のもと,優遇策はどんどん進み,結局エコにお金出せる人が最終的に得をする…。古いガソリン車を買いかえきれない自分のようなものは高い税金払い続けるしかないのです。
私も家の太陽光パネルや電気自動車を買える人ではありませんが、太陽光パネルや電気自動車を買う人は、出資している感じかと思います。充電スタンドが少ないとかの不便や、電池が数年でダメになったり、または事故により廃車になったり、豪雨時に水位が上がっての水没や、太陽電池パネルも地震や台風などで壊れたりするリスクもありますし。(初めての EV なので、日産もプリウスのように電池の劣化などは保証するようにも思いますが。) 私は、直接、太陽電池パネルや電気自動車を購入して温暖化を減らすことに貢献できませんが、お金のある人が太陽電池パネルや電気自動車を購入し、温暖化を減らす方向に行けば良いと思います。太陽電池パネルなどは 10年くらいで元が取れ、それ以降は儲かるとも聞きますが、そのようなことに出資してくれた人に儲けてもらっても良いと思います。
ただし、電気自動車やハイブリッド車に乗ること自体が良い訳ではなく (多分、電車の方が良いと思いますし、徒歩や自転車ならもっと良いと思います)、ガソリン車 (やハイブリッド車でも) に多く乗って多くの二酸化炭素などを排出することが "悪い" ことであり、また、ガソリン車で年間 5000km くらい乗る人よりも、プリウスに年間 3万km 乗る人の方が環境にずっと悪いことなので、(エコカーを補助すると言うよりは) ガソリンなどの課税を増やすべきかと思います。(電気でも、二酸化炭素排出量に応じた分は同様。)
ただ、電気自動車や太陽電池パネルは現時点では高価ですが、技術開発や量産によりまだまだ安くなる分野です。そういった分野に、技術開発や量産が進むための「呼び水」として税金を使うことは温暖化対策を早く進めるためにも必要で、有効なことだと思います。
( ただし、ハイブリッド車については十分安くなってきており (差が20~30万円程度?)、走行距離が多い人であれば十分に採算が取れる値段になっており、また今後の技術開発や量産により安くなる余地もあまりないと思うので、もう補助はすべきでないと思います。( なお、走行距離が少ない人は、燃費低減のメリット以上に、電池の製造や廃棄などの環境負荷によるデメリットの方が大きいので、ハイブリッド車に乗るべきでないと思います。) また、今のエコカー減税は「重たい車」に対して非常に甘く、燃費の悪い車が「エコカー」として販売され (購入した人は「エコカー」と思って乗っている)、まだ新しいので今後数年は走り続けますので、「燃費の悪い、エコカーと思われている新しい車」が広く増えてしまったことに危機感を感じます。)