V40安かった!

乗っている人にも、他の人にとっても世界一安全なクルマだと思うボルボの新型V40がデビューした。驚くべきは価格で、269万円だという。しかも2月28日までに予約すれば20万円のセーフティパッケージをサービスしてくれる。セーフティパッケージは10種類もの安全装備から構成されており「これでもか!」という内容。

ボルボのセーフティパッケージ

上のリンクで見て頂ければ解るとおり、ミリ波レーダーとCCDカメラの併用により歩行者を検知し自動ブレーキを掛けてくれる『ヒューマンセーフティ』を始め、車線をキープしてくれる装置や、急接近車両警報、バック時に左右の接近車両を知らせてくれるシステムなどが含まれる。レクサスLSの105万円のシステムより高機能。

当然50km/hまでなら追突事故を防止してくれるシティエマージェンシーブレーキも付く。さらに6万円出せば歩行者を守ってくれる「外側に展開するエアバッグ」まで付けられる。セーフティパッケージ+歩行者エアバッグ付きのV40に乗っていれば、大雑把に言って事故のリスクを90%以上減らすことが出来ることだろう。

車体も1,5リッター級の燃費と2,5リッターエンジンと同等の出力を持つ1,6リッターターボエンジン+ツインクラッチATを始め、ほぼフル装備。それでいてプリウスの『G』にプリクラッシュセーフティを装備した価格なのだから素晴らしい。V40のスペックを見ると自動停止装置すら付いていないベンツAクラスが色あせてしまう。

公平に評価すれば、乗り心地の滑らかさやツインクラッチのスムースさ、エンジンパワーの自然な出方などでベンツAクラスが一歩リードしている。でもV40のエンジンは180馬力で、AクラスならA180とA250の中間くらいのスペック。乗り心地だってスポーツモデルだと思えば十分納得出来るレベルにある。

また、死亡事故形態で多いスモールオーバーラップ衝突についてベンツに聞くと「答えたくありません」。ボルボは「特に対応していませんが、V40同じ社内基準で作られたV60はアメリカで良好な成績を収めました」。こらもう明確な差が付いている。そもそもV40は衝突しないような多重の安全デバイスが付く。

・ECOカーアジアは「電気自動車は日本の進む道?

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3 Responses to “V40安かった!”

  1. ごーどん より:

    驚きの値付けしてきましたね!
    僕のPCの背景画像、前からV40の画像が10種類、15分ごとに変わるように設定してありますw
    最近では頭一つ抜けたデザインクオリティじゃないでしょうか。
    こういうデザインと思想を日本のメーカーにして欲しかった…
    近いところにいるのはスバルでしょうか。
    デザインさえ頑張れば。
    買ったばかりの前期アウトバックもいい車なんだけどな〜

  2. 飛島建設現場監督兄さん より:

    ボルボも逆襲のモードに出たか!
    当方にとってこのクラスのボルボ車は三菱カリスマと共同開発の先々代S40/V40、出足の緩慢さで我が軽ターボ「ダイハツムーヴカスタムRS」と大差ない先代S40 2.0のふがいなさの印象が強烈なだけあって、ではあれらの停滞期は「雌伏の時」だったのか?と感じている。
    トヨタさん、カローラに付け焼刃のハイブリッドなど載せてる場合じゃないぞ!

  3. さね より:

    ボルボ偉いなぁ。真剣に自動車と人命と安全性、車をなるべく無害な道具しようと考えてるメーカー。世界に一つあるだけでも、素晴らしい。それがまた自動車産業王国でない国の車なのに。他国は知りませんが、日本人としてトヨタやら世界中に多売する日本メーカーは数売ってるんだから見習ってほしい。志しが違うなぁ… 日本メーカーは一部除いて金設けだけか。金設けは良い事ですが、それだけじゃあなんだか残念。

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