2019年のWRC日本開催、無くなりました。残念!
あらま! 2019年に開催に向け準備が進められていたWRC日本ラウンドだったけれど、来年のカレンダーに乗らないようだ。つまり開催されない、ということ。プロモーターも日本でWRCを開催することに前向きで大きな問題なしと思われていたのに、なぜダメになったのか? どうやらエントラントの反対を受けたらしい。
なるほどWRCに出ているワークスチームは日本でクルマの販売を止めたフォードと現代自動車、そして今後の伸びしろのないシトロエン、日本で一度もクルマを販売したことのないシュコダ。他の国なら販売増の期待も込められるものの、閉鎖的だと思われている日本に高い予算を次ぎこむ意味なし。反対されるのは当たり前かもしれません。
もちろん表向きは「日本に行ってもクルマは売れないから嫌だ」ということでなく「キャンディディート」と呼ばれるプレ大会を開かないためということになった。一応、全日本の新城ラリーをキャンディディート扱いにしようと動いていたようだけれど、厳密に言えば国際格式じゃないのでダメ。もしかしたら国内の反対勢力も居た?
WRC日本開催準備委員会は2020年を目指すと言うが、前述の通り根本的な原因はそのまま残る。加えてオリンピックの開催とも重なります。2019年より条件が緩くなるということなさそう。私はすっかり2019年のWRC日本に出場しようとしていたのに残念でならない。かくなる上は来年もドイツで雪辱戦か。詳細判明したら追記事を書きます。
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