30万円以上していたメーカーオプションナビが11万円になった! 実質的な車両価格の値下げ

今までカーナビは大切な収益元になっていた。クルマ買うときに付けたいアイテムの筆頭だし、驚くべきことに価格だって車両の10%以上になることも珍しくない。ちなみに同等の機能持つカーナビはカー用品店に行けば半額以下。様々な機能をアピールして高い価格を維持していたワケ。されど今や海外じゃスマートホンとのコネクティングが当たり前になった。

結果、ナビについちゃ使いやすくなったものの、スマートホンと連携できない日本のナビはガラパゴス化していたと言って良かろう。そんな状況を見て「もはやこれまで!」となったのがトヨタである。新型カローラ、標準で7インチのディスプレイを持つ(9インチへのアップグレードも可能)。スマートホンに無料のアプリを入れるだけでナビが使えてしまう。

さらに11万円出せば普通のナビゲーションに上級コネクテッド機能、アップルカープレイ/アンドロイドオートまで付いてしまう。同じ機能のナビ、トヨタのメーカーオプションなら30万円以上する内容。メーカーオプションのナビを付けていた人からすれば実質的に20万円の値下げと言うことになります。今後、トヨタ車の多くがこのタイプのナビを採用していくだろう。

ちなみにマツダも「マツダコネクト」という同じようなことをやっていたが、ナビのソフトに大きな問題を抱えており不評。加えて液晶画面が小さくて物足りなかった。今後ナビはどうなっていくのだろうか? 少なくともトヨタ車についちゃお手上げだと考えます。今後、他メーカーも実質的な車両価格を下げるためトヨタのような方向に向かえばナビ業界は厳しい。

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